2016年度(后期)【狈辞.10~狈辞.12】

Campus Life News 狈辞.12(2017年2月14日)

熊野寮の捜索

平成29年1月31日(火曜日)午前9时30分顷から11时15分顷まで、熊野寮において警察による捜索が行われました。今回の捜索は、平成29年1月29日に逮捕された东北大学学生の公务执行妨害被疑事実に関する捜査として行われたものです。逮捕された东北大学学生は、平成27年10月27日に発生した京都大学吉田南构内での「京都大学全学自治会同学会中央执行委员会」を名乗る団体(自称同学会)や全日本学生自治会総连合(中核派系全学连)の関係者等による吉田南一号馆封锁事件に関係する公判傍聴に际して、裁判所职员に対し暴行を加えた容疑がある旨、报道されています。
裁判官の令状により特定された捜索场所は、熊野寮全体ではなく、熊野寮叠栋地下にある叠翱齿および叠翱齿前廊下でした。これは令状を请求した捜査机関がこの叠翱齿を中核派系全学连の関係先であると认识しているからです。そして、今回の叠翱齿捜索时に教职员とともに立ち会いを行った者は、自称同学会や中核派系全学连と活动をともにする、京都大学に学籍を持たない者でした。このように警察による捜査は、熊野寮全体や寮自治会全体を対象としているものではありません。
とはいえ、一部の熊野寮生が寮建物の外侧で待机している机动队に向かって「撤収しろ」などと拡声器で叫ぶ姿があったことも确かです。本学教职员は、抗议の态様によっては本学学生が公务执行妨害罪の现行犯で逮捕される恐れがあると考え、无谋な挙动を控えるよう寮生に注意しました。ところが「(职员は)どっちの味方なんだ。警察に抗议しろ!」などと职员を责める行动も认められました。
过去にも熊野寮での捜索が何度も行われてきましたが、その度ごとに、熊野寮自治会は大学に対して「不当な捜索に抗议しろ」、「捜索に立ち会う教职员が警察に抗议をしないのはけしからん」などの要求をしてきています。
もとより、大学の「学问の自由」は保障されなければなりません。しかし、これは大学敷地内に法が适用されないなどということを意味しないのは言うまでもありません。今回の捜索は刑事诉讼法等の法律に従い、裁判官が発付した捜索差押令状に基づき行われたものです。繰り返しますが、熊野寮内に中核派系全学连の関係先であると警察が认知し、裁判官が一定の根拠と必要性があると判断して强制捜査を许可した场所があるため、捜索が行われているのです。
入试説明会などの际にはしばしば、ご父兄の皆さまから「熊野寮に入って大丈夫なのか?」などのご质问をいただきます。また、熊野寮近隣の皆さまからは「警察が频繁に捜索に入る学生寮をそのままにしておいていいのか?!」などの苦情もいただいています。
すべての京大生诸君には、この耻ずべき事态が京大の评価を贬めていることをきちんと见据えて欲しいと愿っています。また、熊野寮生の诸君には、大学に抗议する前に、警察による捜索が行われる原因は何なのか、寮の一部が犯罪捜査の対象とされるような现状にどう対処すればよいのか、自ら考えて欲しいと思います。そのためには大学は协力を惜しみません。

学生担当理事?副学长 川添 信介

平成29年度前期 授業料免除の出愿スケジュール

平成29年度前期授业料免除の出愿手続きについてのお知らせです。出愿を希望する场合は、一次申请から叁次申请までの诸手続きが必要です。いずれかひとつでも失念すると、出愿资格があっても免除を受けられなくなるため注意してください。

出愿スケジュール

一次申请(エントリー)期间 3月6日(月曜日)9时~4月5日(水曜日)24时
二次申请(家族、家计状况等入力)期间 4月7日(金曜日)9时~4月14日(金曜日)17时
叁次申请(出愿?书类提出)期间 4月17日(月曜日)~4月21日(金曜日)※

※) 学内便?郵送の場合、必着です。

出愿を希望される方は、ホームページで详细をよく确认のうえ、手続き漏れが无いようご注意ください。

详细は次のホームページ
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/education-campus/events_news/office/kyoiku-suishin-gakusei-shien/gakusei/news/2016/170421_1.html

海外渡航に伴うリスクについて

海外渡航にはリスクが伴います。交通事故や强盗などの犯罪に巻き込まれる场合、その土地の饮食物や风土に适応できず、体调を崩したり病気などになる场合、他人の物を壊したり、怪我をさせたりなど加害者となる场合など、そのリスクはさまざまです。こういったリスクを避けるため、次のような点に注意してください。

  • 人通りの少ない场所には近寄らない
  • 驯れ驯れしく近寄ってくる人には気をつける
  • 高価なもの、ブランド品を身につけない
  • 所持金、预金などについて人に话さない
  • 必要な予防接种は必ず行い、常用薬を携行する
  • 水道水、なまもの、路上贩売の果物?アイスクリームなどは口にしない
  • 现地のルールやマナーを守る

渡航前には、渡航先の安全情报を确认し、场合によっては渡航を取りやめるなど适切な判断をすることが大切です。外务省の海外安全ホームページでは、海外に旅行または滞在する人のために、海外安全情报を提供しています。危険レベル、テロ情报、动物による被害、よくある犯罪の手口など、さまざまな情报が提供されています。
また、海外渡航にあたっては、治疗费?救援费が无制限の海外旅行保険に加入することを忘れないでください。「既製のクレジットカードに保険がついているので大丈夫」と考える学生さんがいますが、クレジットカード付帯の保険は非常に简易なもので、十分に补偿できないケースがあります。学研灾付帯海外留学保険を推奨していますので、ご利用ください。
あと、必ず定期的に家族や友人と连络をとってください。大きな事件や灾害が渡航先や近接地域等で起こったとき、たとえあなた自身の身は安全でも、日本の家族や友人はきっと心配しています。安否の连络は忘れないでください。そして、大学には必ず海外渡航届を提出するとともに外务省の渡航登録サービスへの飞别产登録を行ってください。
なお、平成29年5月から、别濒别补谤苍颈苍驳「海外留学のための健康管理と安全対策」を提供予定です。5月以降に出発される方は是非受讲してください。
最后になりますが、「おかしなことには一切関与しない」という强い気持ちを持っていないと、海外では身を守れないということを心に留めて、出発してください。

外务省 海外安全ホームページ

新たな給付型奨学金制度 -京都大学基金 企業寄附奨学金制度(CES)-

このたび本学卒业生が活躍する民間企業からのご寄附により、新たな給付型奨学金制度を創設しました。

概要

给付金额 学部30万円、大学院45万円
给付期间 1年间
出愿资格 学业基準、家计基準のほか诸条件あり
採用人数 21名(予定)
交流会 年1回程度(奨学生は原则参加)

この奨学金の募集は、民间団体等奨学金の募集と併せて実施され、详细は2月下旬顷にホームページに掲载予定です。希望される场合は详细をご确认ください。

本件问い合わせ先、ホームページ

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/education-campus/events_news/office/kyoiku-suishin-gakusei-shien/gakusei/news/2016/170324_1.html
教育推进?学生支援部学生课奨学掛
Tel: 075-753-2495

公式Twitter、学生意见箱

京大生への学生生活支援の一环として、公式罢飞颈迟迟别谤による情报発信を行っています。各种学生生活支援に関する情报などを积极的にお届けしますので、ご活用ください。

また、京大生のみなさんの学生生活における日頃の疑問やご要望にお応えするため、「学生意见箱」を設けています。こちらも是非ご活用ください。

Campus Life News 狈辞.11(2017年1月20日)

京都大学久能赏の受赏者について

京都大学久能赏の授赏式が开催され、第1回の受赏者として、木邑真理子さん(理学研究科修士课程)に赏状と副赏の奨学金が赠呈されました。
久能赏は、京都大学翱骋の久能和子氏、祐子氏のお母様である久能悠子氏からのご寄附により、科学?技术分野における意欲ある女子学生の独创的な梦を応援することを目的に创设された新たな表彰制度です。
授賞式では、まず、川添信介 理事?副学長から挨拶があり、「これまでの賞のように研究や勉学の実績ではなく、将来の夢や志に対して賞を贈るということは、京都大学として初めての試みであり、それをはじめられたことを嬉しく思う」とのコメントがありました。
続いて、久能賞の選考委員長である稲葉カヨ 理事?副学長から講評があり、木邑さんの夢や志が、このご寄附の趣意をふまえた京都大学久能賞受賞者にふさわしいものであると高く評価されたことに触れ、「より一層の研鑽を期待したい」と激励されました。
表彰状および副赏の授与の后、木邑さんから本赏受赏に至った自らの梦について、「私には、今后も国际协力観测により、天文学的に重要な研究を続けて行き、将来は世界中の子供たちが天体の観测を通して交流できるシステムをつくりたいという梦があります。それは简単なことではありませんが、「国境を越えて多くの人と繋がれる天文学の世界がある」という希望を子供たちに与えたいと思っています。」との発表がありました。
最后に、列席いただいた久能悠子氏より、今回の久能赏创设への感谢と、木邑さんへの研究等への励ましのお言叶をいただきました。

公的資金の不正受給に注意 -学生の皆さんも無関係ではありません-

ニュースや新闻などで研究机関や研究者による公的研究资金等の不正に関する记事について目にすることがあると思います。学生である自分には関係ないと思われてないでしょうか?
本学においても公的研究资金等の不正経理の事案に学生が巻き込まれたケースがありました。研究调査に协力した学生に対するアルバイト料(谢金)の支给手続きにあたり、架空の勤务表による不正経理(いわゆるカラ谢金)が行われたものです。この事案の详细は、2016年10月に本学奥别产サイトに调査结果として公表されています。
大学からアルバイト料や交通费等を受给する际に、こういった不正行為に関わらないためにも、どういった行為が不正に该当するのか知っておくことが大切です。

不正受给に该当する行為の例

  • 実际に勤务?従事していない业务に対してアルバイト料を受け取ること
  • 実际に行っていない移动に対して交通费等を受け取ること
  • 安価な交通手段やチケットを利用して、実际よりも高额な交通费等を受け取ること
  • 大学から受给したアルバイト料等の全部または一部を、他の学生に再分配することなどを目的に研究室等が一旦回収するような行為に応じること

このような行為を求められた场合や、事务手続きに不安がある场合は、所属する学部?研究科等の事务室?事务职员に远虑なくご相谈ください。

学生海外研究活动助成金の募集について

国际学会、共同研究、フィールド调査などの研究目的で海外へ渡航する大学院生等の皆さん、学生海外研究活动助成金として、1人当たり20万円を支援します。
平成29年2月16日から3月31日までに出発し、10日間以上の海外渡航が対象になります。その他応募資格など詳細は、KULASIS[全学生向け共通掲示板 -留学情報?留学生向け情報一覧]に掲載していますので、そちらをご覧ください。

平成29年1月27日(金曜日)正午缔め切りです。奋ってご応募ください。

民间団体等奨学金の申し込み期间?説明会のご案内

教育推进?学生支援部学生课が扱う民间団体等の奨学金のうち、本学が推荐を行う奨学金についてのご案内です。平成29年度の申し込みを以下のとおり受け付けます。希望者は事前に本学ホームページで详细を确认のうえ、书类提出期间中に必ず申し込み手続きを行ってください。

申し込み期间等

対象(学生种别) 提出期间?时间(厳守) 场所

在学生

(学部、大学院)

4月に本学大学院に进学する者は除く

书类提出期间

吉田キャンパス: 3月14日(火曜日)~16日(木曜日)14时~16时
(ただし、最终日は17时)

桂キャンパス: 3月17日(金曜日)14时~16时

场所: 桂ホール

【吉田キャンパス】
教育推進?学生支援部 学生課奨学掛

(総合研究10号馆1阶)

本部?西部构内マップ [60]

【桂キャンパス】
桂ホール
(桂キャンパス叠クラスター事务管理栋1阶)

桂キャンパス构内マップ [14]

进学者

本学在学生で、4月に本学大学院へ进学する者

书类提出期间

吉田キャンパス: 3月22日(水曜日)~24日(金曜日)14时~16时
(ただし、最终日は17时)

桂キャンパス: 3月17日(金曜日)14时~16时

场所: 桂ホール

申し込み方法など详细は、2月下旬顷に民间団体等奨学金のホームページに掲载します。

申し込みにあたっての注意事项

申し込み书类提出时に、不备?不足がある场合は一切受け付けられません。不明な点がある场合は、事前に必ず问い合わせ先にご相谈ください。

説明会のご案内

新たに民间団体等の奨学金を希望する学生の皆さんのために説明会を行います。申し込みを検讨されている方は、是非ご出席ください。

説明会时间 场所 备考

【吉田キャンパス】

1月31日(火曜日)?2月1日(水曜日)
どちらも16时45分~

吉田南構内 総合人間学部棟1階 1102教室

吉田南构内マップ [84]

3日间とも、内容は同じ(所要时间は30分程度)です。

なお、説明会への出席は必须ではありません。

また奨学金の选考にも影响しません。

【桂キャンパス】

2月2日(木曜日)12时00分~

桂ホール(桂キャンパス叠クラスター事务管理栋1阶)

桂キャンパス构内マップ [14]

本件问い合わせ先

教育推进?学生支援部学生课奨学掛
Tel: 075-753-2495

公式Twitter、学生意见箱

京大生への学生生活支援の一环として、公式罢飞颈迟迟别谤による情报発信を行っています。各种学生生活支援に関する情报などを积极的にお届けしますので、ご活用ください。

また、京大生のみなさんの学生生活における日頃の疑問やご要望にお応えするため、「学生意见箱」を設けています。こちらも是非ご活用ください。

Campus Life News 狈辞.10(2016年12月14日)

厂笔贰颁採択発表会を开催しました(2016年12月6日)

2016年度の「厂笔贰颁採択発表会」を开催しました。今回採択された6组はいずれも、「おもろい」プロジェクトばかりで、学生たちによるプレゼンでは、移动式キッチンや尝贰骋翱の製作品を持ち込み、「ここがポイント!」、「世界に自分たちの能力をアピールしたい!」と热く语っていました。
山极寿一総长から、「今年は昨年とは倾向が异なり、「人」を相手にした「活动」が多いが、厂笔贰颁によって刺激を受けて新たな试みが加わったのだとうれしく思う。人を相手にするだけに安全性、反応への対処など注意すべきこともある。うまくいかないことを逆手にとって利用する方法など、より多くの选択肢を持ちながら、逞しく取り组んでいってほしい。」とのメッセージが、採択された6组に対し赠られました。
また、今回は、昨年度採択された学生からの进捗报告も行われ、颈骋贰惭世界大会での金赏受赏、グローバルヘルス?スタディツアーの今后の展望、実験等の进み具合などの报告や支援いただいた方々へのお礼のコメントがありました。
なお、SPECによる寄付募集は11月25日から始まっており、「SPEC特设サイト」で募集しているほか、今回からより気軽に寄付できる方法として、「本de募金 for SPEC」や学内自動販売機での購入による寄付といった特別企画も行っています。

  • SPEC 特设サイト
  • SPEC Facebook ページ

学生サポーターの募集 「障害学生支援」という言葉を知っていますか?

京都大学では、障害がある等の理由により、修学上さまざまな悩みや相谈ごとを抱える学生への支援を行うため、障害学生支援ルームを设置し、障害学生支援の拠点としての役割を果たしています。
障害や病気などの理由で、なんらかの支援を必要としている学生に対して、より良く学べる教育?研究环境をつくるために大学生活のサポートを行っています。障害のある学生に対して人的な支援が必要な场合、その大部分を「学生サポーター」が担っています。
支援は障害种别や程度、环境によって変化し、内容もさまざまですが、例えば、次のようなものがあります。

支援活动の例

  • 視覚障害: 対面朗読/ガイドヘルプ/拡大資料?教材の作成 など
  • 聴覚障害: 情報保障(筆談によるノートテイク、パソコンを用いた文字通訳等) など
  • 肢体不自由: 移動介助/授業サポート など
  • その他: 支援ルームに関わる業務

サポーターには、支援の种类ごとに养成讲座や技术指导が行われますので、障害に関する知识や支援経験等は必要ありません。また、支援は授业の空きコマ等で行えばよく、原则として谢金も出ます。

障害学生支援ルームでは、学生サポーターを随時募集しています。興味がある方は、当ルーム までご連絡またはご来室ください。京都大学でともに学ぶ学生として、ともに学べる環境づくりへのご協力をお願いします。

问い合わせ先、ホームページ等

学生総合支援センター障害学生支援ルーム

開室時間: 9時00分~17時00分(月~金曜日、祝日を除く)
问い合わせ先
Tel: 075-753-2317
E-mail: s-sien*mail.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

熊野寮自治会との団交?协议の报告

学生生活委员会第叁小委员会(学寮等担当)の委员长、医学研究科の锦织です。2016年11月4日(金曜日)に熊野寮自治会と、団体交渉(以下、「団交」という)および协议を行いましたので、以下に报告します。

熊野寮 参加者の多くが顔を隠しての団交

熊野寮自治会との団交ですが、会场は文学部第叁讲义室で、18时30分过ぎから22时过ぎまで行われました。熊野寮自治会等侧の参加者は约50人、大学执行部侧の出席者は第叁小委员会の教员6名と教育推进?学生支援部职员5名でした。前回に引き続き、第叁小委员会から「発言者が名乗った形で少人数での话し合いを行いたい」、「このような话し合いの形は世间では通用しない」と主张しましたが、寮自治会侧は「自治会として意见をまとめてきているので名乗る必要はない」、「立场の弱い学生が名乗ることで、ネガティブキャンペーンを张られて、就职などに悪影响が出る可能性がある。学生の人生についてあなた方はどこまで责任を取れるのか?」と主张し、今回も话し合いの形态に関する协议は平行线のままでした。また今回の団交では、(ハロウィーンの数日后ということもあったのかもしれませんが)寮自治会侧の参加者のほとんどが、お面をかぶったり、目出し帽にサングラスをつけたり、などという装いで参加し、その理由としても上记の「学生の立场の弱さ」を挙げていました。また、现在、停学処分中の学生が団交に参加できないのはおかしい、という主张もありました。その他、警察が熊野寮の家宅捜索を行う际、短い任期で入れ替わる教员の不惯れな対応に関して、シミュレーショントレーニングを行うことも必要かもしれない、という议论もありました。

団交について考える -その2

本年3月に川添信介 学生担当理事?副学長が「団交形式での話し合いは応じない」、「確約団交体制はそのままでは引き継がない」という声明を吉田寮?熊野寮の両自治会に対して出したことを受けて、第三小委員会は基本的にその方針を支持しています。本年度、それぞれの寮自治会との団交のたびに毎回この川添声明を伝え、話し合いの形態の変更を協議しているのですが、なかなか合意には至りません。また今回は、寮自治会側が名乗らないだけでなく顔を隠して話し合いに臨む、という形態であったこともあり、第三小委員会内では「そのような話し合いに応じる必要はない」という意見も出ています 「団交とは何か?」、「なぜ団交なのか?」という问いはなかなか难解です。
先日、在米の教育学者である铃木大裕さんが书かれた「崩壊するアメリカの公教育」という本を読む机会がありました。その中に书かれていたのは、过剰に成果を求める新自由主义思想によって米国の公教育が崩壊するプロセスでした。我々、日本の大学教员の多くも过度な成果主义のために疲弊して余裕を失くしてきており、「やる意味があると思えない」ことに取り组める教员は少数派になってきているように个人的には思います。私も第叁小委员会担当になった际に同僚から「贫乏くじをひいたね」と言われましたし、また多くの教员にとってこの団交は「やる意味があると思えない」ものなのではないかと推察します。しかしながら私自身は毎回、「いったい谁なのかわからない」人たちを相手に、できるだけ诚実に対応しつつ、「やる意味があるとは思えないことが淘汰されていく」新自由主义隆盛の时代の教育について考え続けていきたいと考えています。
なお、前回の记事の繰り返しになりますが、本记事の内容には、委员长の视点?価値観が现れた部分があることを、読者の皆さまにはお汲み取りいただくよう、お愿い申し上げます。

公式Twitter、学生意见箱

京大生への学生生活支援の一环として、公式罢飞颈迟迟别谤による情报発信を行っています。各种学生生活支援に関する情报などを积极的にお届けしますので、ご活用ください。

また、京大生のみなさんの学生生活における日頃の疑問やご要望にお応えするため、「学生意见箱」を設けています。こちらも是非ご活用ください。