留学には费用がかかります。したがってその费用をどう工面するかは大事な问题です。ここで、留学にかかる费用の内訳を考えて见ましょう。
留学準備~帰国までの出費を合計すると、相当な金額になります。具体的に、米国と、ドイツに留学した場合の費用の一例を次表に示しました。ただし費用はあくまで概算で、大学の寮に住むことを前提としています。具体的な費用は、留学先大学のホームページに"Living Cost" "Estimated Cost"などの名目で掲載されていることがありますので、確認してみましょう。
一つだけ考えておきたいのは、留学费用は非常に高いように见えますが、留学せず日本にいたとしても、それなりに费用がかかっていることです。本当の留学费用を考えるなら、留学によって不要となった日本での诸経费を留学费用から差し引くべきでしょう。
米国(私立) | ドイツ(国立) | |
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授业料、大学诸経费 | 58,843ドル(*1) | 授业料はなし |
生活费(住居费?保険代?教科书代等) | 19,283ドル | 10,300ユーロ |
(注意)
*1 交換留学の場合には留学先の授業料はかかりません。
现地でのアルバイト
通常、留学ビザではアルバイトは认められていないことが多いです。禁止されているにも関わらずアルバイトの事実が分かると、强制送还されたり、将来その国を访れることができなくなる恐れもあります。従って、アルバイトはできないものと考え、十分な予算を準备して渡航するようにしましょう。
留学前の出费
1. 情報収集費
留学についての情报を集めるためにかかる费用です。留学に関する情报誌、语学试験の问题集代、留学フェアや各国の教育センターなどへの交通费があります。
2. 試験費用
留学に語学試験が必要であれば、そのための費用が必要です。TOEFL iBTは245ドル、IELTSは25,380円(税込)かかります。力試しを兼ねて、まずは一度語学試験を受けてみることも必要なので、計画的な準備が必要です。
3. 出願料
多くの大学で出愿料がかかります。京都大学からの交换留学の场合にはかかりません。
4. パスポート?ビザ費用
海外渡航时にはパスポートが必要ですが、それ以前に、ビザ申请や语学试験の受験にもパスポートが必要です。できるだけ早くパスポートを取得しておきましょう。
ビザの手続きは渡航先によって様々です。正式な入学许可书が届く前から、当该国の在日大使馆?総领事馆等で、手続きに関する详细な情报を入手し、早くから準备をしてください。
5. 渡航費(往復)
渡航に伴う航空券代、リムジンバス等の费用です。また、渡航后、留学先の寮などに入居できるまでの间の宿泊费用も考えておく必要があります。たとえば一日70ドルのホテルに10日滞在しただけで700ドルになりますから、あらかじめ考えておく必要があります。あまり安いホテルは危険なこともありますので、気をつけましょう。
6. 海外旅行保険料
これについては、海外留学のリスク管理の项目でも、保険の种类などを详しく説明していますので、かならず熟読してください。クレジットカード付帯の保険では、万一の时のリスクを十分にカバーできないことがありますので、留学に际しては、损害保険会社が提供する海外旅行保険に个别に加入する必要があります。コストは年间で十数万円程度になりますが、国によっては、何千万円もの治疗费を请求されることもあるので、必要な保険をよく検讨して加入してください。
留学中の出费
1. 授業料
授业料は各国の大学?学部により异なります。京都大学からの交换留学の场合には、留学先大学の出愿料?授业料は免除となりますが、留学期间中も京都大学の学费は払わなければなりません。交换留学以外の形态で长期留学をする时は、京都大学を休学していくこととなります。休学期间中は京都大学の学费を払う必要はありませんが、休学をすれば卒业时期が延びることになります。
米国の大学、特に私立大学の授业料は非常に高く、年间で2万ドル以上となることもあります。逆に欧州の大学、たとえばドイツやフランスの国立大学では、授业料は必要ありません。またアジアの大学の授业料は一般的に安くなっています。これらの事を総合的に考えながら、希望する地域を検讨してください。
2. 生活費
生活费には主として家赁、食费、交通费、衣料费などがあります。生活费は滞在先によって大きく异なります。ノートルダム大学であれば寮费として1学期间でおよそ7,992ドル、ハイデルベルク大学で月におよそ280~350ユーロかかります。これに加えて、その他の雑费なども考えておきましょう。
3. 現地保険料
日本で加入した海外旅行保険とは别に、现地の健康保険や自赔责保険への加入が义务づけられる场合の费用です。
交换留学の场合は、补偿内容が一部重复していたとしても、日本と协定校指定の保険の両方に加入しなければいけません。
4. 書籍代
授业のための教科书代が必要となります。
5. 語学学校費用
米国や欧州の留学では少し早めに现地入りして事前に大学に併设されている语学学校に通うことがあります。そのための费用は个人负担です。
6. 旅行費用?小遣いなど
留学中に旅行をしたり、友人と饮食をしたりするための小遣いです。