京都大学は、创立以来筑いてきた自由の学风を継承し、発展させつつ、多元的な课题の解决に挑戦し、地球社会の调和ある共存に贡献するため、自由と调和を基础に、ここに基本理念を定める。

研究

    1. 京都大学は、研究の自由と自主を基础に、高い伦理性を备えた研究活动により、世界的に卓越した知の创造を行う。
    2. 京都大学は、総合大学として、基础研究と応用研究、文科系と理科系の研究の多様な発展と统合をはかる。

    教育

    1. 京都大学は、多様かつ调和のとれた教育体系のもと、対话を根干として自学自习を促し、卓越した知の継承と创造的精神の涵养につとめる。
    2. 京都大学は、教养が豊かで人间性が高く责任を重んじ、地球社会の调和ある共存に寄与する、优れた研究者と高度の専门能力をもつ人材を育成する。

    社会との関係

      1. 京都大学は、开かれた大学として、日本および地域の社会との连携を强めるとともに、自由と调和に基づく知を社会に伝える。
      2. 京都大学は、世界に開かれた大学として、国际交流を深め、地球社会の調和ある共存に貢献する。

      运営

        1. 京都大学は、学问の自由な発展に资するため、教育研究组织の自治を尊重するとともに、全学的な调和をめざす。
        2. 京都大学は、環境に配慮し、人権を尊重した运営を行うとともに、社会的な説明責任に応える。

        (平成13年12月4日制定)