尾池 和夫
&苍产蝉辫; 本日、高井リサーチセンターの开设记念式典にあたり、京都大学を代表して、ご挨拶とお礼を申し上げます。株式会社フジタカの高井保治(たかいやすじ)代表取缔役をはじめ、ご来宾并びに関係各位にはご多用中のところ、ご临席を赐り诚にありがとうございます。
京都大学は我が国并びに世界で活跃する人材育成と、世界に卓越した知の创造を目指しております。医学研究科にあっては人々の健康を回復し、あるいは増进するため、まさに医学?医疗、健康科学の分野において指导的役割を担っております。
昨年春、医学研究科に「人間健康科学系専攻」が設置されました。まず名称が従来の「保健学専攻」ではなく「人間健康科学系専攻」と命名されましたが、これは国立大学のなかで初めてであり、本学のみであります。また、本学の卒业生がいまだ出ない学年進行中に設置されましたが、これも前例のないことであります。これらは京都大学が示しました理念と展望に文部科学省が深い理解を示し、そして大きな期待を寄せられた結果と自負しております。
京都大学がこのような期待に応えてゆくために不可欠とする研究の场としまして、このたび高井保治様から多大のご寄付を赐り、おかげさまで「高井リサーチセンター」を建设することができました。深くお礼申し上げます。
我が国が直面する医疗、保健、福祉の诸问题に対し京都大学はその先导的役割を果たすことが责务であります。この「高井リサーチセンター」が人々を真の健康に导くために、その研究と広い交流の拠点となることを望んでおります。
本日、高井リサーチセンターの开设记念行事を迎えることが出来ましたことを御临席の皆様に感谢申しあげますとともに、関係各位には、一层のご指导とご理解、ご支援を赐りますようお愿い申し上げて、私の挨拶といたします。
ありがとうございました。