京都~、名物~、八つ桥、舞妓、おいでやす~????といろいろありますが、
広报叠のてっぱん京都土产といえば、そりゃあやっぱり「京大グッズ」に限ります。
京大グッズとは、京大のアイデンティティをいろんなアイテムで表现した、京大スピリッツあふれる京大生协のオリジナルグッズ。ごく一部の商品を除き、ほとんどが「京大でしか买うことのできない」レアなグッズなのです。
発売以来约10年、未だヒットを続ける「総长カレー(レトルト)」をはじめ、早稲田大学との共同开発商品「ナイルビールシリーズ」、时代に逆行した不便さが话题となった爆発的ヒット商品「素数ものさし」など、京大らしさにあふれたグッズを生み出しています。(百周年时计台记念馆1阶のショップや、大学构内の生协などで贩売しています。 )
???しかし。大きな声では言えませんが、「総长カレー」は、すでに2代前の尾池総长时代に诞生した商品。それ以降、新たな総长グッズは生まれていないのです。
ということで! 昨年10月に山極壽一 総長が新しく就任したのを機に、「新しい総長グッズを作ろう!」と、学生が動き出しました!
名付けて、「新しい総長グッズを作ろう! プロジェクト」!
心优しい学生さんたちのはからいで、とっくに学生ではない広报叠も颜をつっこみ、この学生主导のプロジェクトを追うことにしました!
(上)今回のプロジェクトメンバーたち(下)左から、第24代尾池元総長が自ら監修した「総長カレー」は、大きなビーフがゴロッと入った贅沢カレー。最近の超ヒット商品「素数ものさし」は、目盛が素数になっているものさし。京大「不便益システム研究所」から生まれたアイデアを商品化したもの。早稲田大と京大の共同開発で生まれた「ナイルビールシリーズ」は全4種類。特に「ブルーナイル」は、アジアビアカップ2013で銅賞を受賞、味もお墨付き。金太郎飴の京大版「京大飴」。パッケージには「なめてかかれば挫折知らず!」という心強いメッセージが! 京大のシンボル、時計台とクスノキをモチーフにした「メダルチョコレート」もお土産に人気
「新しい総長グッズを作ろう!」プロジェクト始動! ~前編~
今回、このプロジェクトを手がけるのは、京都大学生活协同组合(京大生协)の学生委员会のみなさん。
学部生を中心とした四つのグループ合わせて约150名で构成される学生委员会では、机関誌「らいふすてーじ」の発行や、新入生歓迎活动、オープンキャンパス対応など、大学生活に関わる幅広い活动を行っています。
本プロジェクトは、その中から「我こそは!」と名乗り出た有志メンバーで発动した企画です。
★厂罢贰笔1.プロジェクトのはじまりは、山极総长とのキックオフミーティングから!
まずは今回のプロジェクトのかなめとなる総长の意见をいただくべく、総长とのキックオフミーティングを実施しました。
この日参加したのは、生协の学生委员会委员长の内野祐也さん(法学部2回)、石原优希さん(文学部2回)、増井翔さん(薬学部2回)、そして京大生协职员の中森一朗専务理事、中岛达弥常务理事。
左から、中岛さん、増井さん、内野さん、石原さん、中森さん。山极総长とは初対面の学生たち、紧张でドキドキ
総长との挨拶を终え、まずは内野委员长からプロジェクトの主旨説明を行いました。
今回のプロジェクトの主旨は、「総长に亲しみをもってもらいたい!」、「京大らしいものを作りたい!」ということ。
この二大柱を目的として、総长のアイデアや意见も盛り込んだ新しいグッズを作りたいという意向を説明。それを受けて、総长から、早速さまざまなアイデアが飞び出しましたよ!
出てくる出てくる、総长からのアイデアラッシュ!
学生の热意を受けて、総长も真剣です!
まず総长から出たのは、こんなアイデア。
「ボクはいつも、『大学はジャングルだ!』と思ってるんだよ。大学というジャングルの中には、さまざまな猛獣たち(研究者や学生)がいて、それぞれの领域で活跃している。そんなジャングルをわくわくしながら探検するようなイメージのグッズとか。」
そんなヒントから、京大を探検気分でまるごと楽しめる情报を盛り込んだ手帖や、フィールドワーク関连のグッズなどのアイデアが膨らみます。
もともと、世界中を駆け回るフィールドワーカーであった総长。「フィールドワーク中でも携帯に便利な伞やカバン、野帐(野外での记入を想定して作られた手帐)などなど、研究者ならではの便利グッズを作ってもおもしろいかも!」と、経験からの発想も飞び出します。
また、京都には多くの芸術系大学があることから、それらの大学とコラボしたアートな取り組みも積極的に行ってみては? という意見も。
一言一句を漏らすまい!真剣にメモメモ!
「学部の特色を押し出したものもおもしろいのでは?」という総长アイデアからは、
「学部ごとに、学生に考えてもらってもいいかも!」、「学部の特徴を动物に表してみるとか!」
???など、総长のアイデアを机に、学生の伸びやかなクリエイティブ思考が働き、ミーティングは大盛り上がり。
「やっぱり山极総长といえばゴリラ、ということで、ゴリラグッズもぜひ考えたい」という学生の意见には、
「実は???、アフリカで狈骋翱をしていて、キーホルダーや置物なんかのゴリラグッズを作ってるんだけど???あまり売れないんだよなあ???」という実は!な话も。
その他、京都の地场产业と组んだ取り组みや、京都の公司とのコラボも积极的にやってみてもいいのではないか、などの意见もありました。
初めは紧张の面持ちだった学生たちも、话が盛り上がるにつれ、徐々にリラックス。
お酒が大好きという総长と、お酒雑学で话が盛り上がる场面なども???
时に、総长らしいワイルドな一面もチラリ(笑)。
ミーティングの间には、长年フィールドワークに専念してきた総长らしく、
「フィールドワーカーに便利な靴とかどうかな。でも、いつも长靴だったしなあ???。」
「好きな食べ物? うーん、何でも食べるしなあ???。」
???など、いたってワイルドな総长のつぶやきも(笑)。
ちなみに、学生からの「好きな食べ物は?」の质问に、悩んだすえに出た総长の答えは「山菜」。趣味で野草や山菜を収穫して、その场で料理したりするんだとか。うーん、ワイルド!
终始、学生の意见に、「なるほどなあ」、「それもいいなあ」と、じっくり耳を倾ける総长。
学生の声を积极的に闻き入れようとする総长のスタンスが伺えました。
\ ということで、初回のキックオフミーティングで出た提案はこんな感じになりました。 /
「大学はジャングルだ!」
京大をジャングルと见立て、そこをワクワクしながら探検するようなイメージのもの。
「アート×アカデミズム」
京都には、たくさんの芸术系大学がある。そことコラボして何か商品化できないか?
「フィールドワーカーにとって便利な『〇〇』」
フィールドワーク中でも携帯できる、伞、バック、野帐、ルーペ???など、研究者になりきれるグッズとか。
「学部の特色を出したもの」
学部ごとのうちわ、学部ごとの特徴を动物に例えてイラストに???など。
「ゴリラにちなんだもの」
山极総长といえばゴリラ。アーティストにゴリラのイラストを描いてもらったグッズなど。
「京都の公司とコラボしたもの」、「京都の地场产业を盛り上げるもの」
京都ならではの伝统产业や地元食材を使った商品や、京都の公司とコラボした商品开発など。
「いいグッズが作れるよう、みんなでがんばります!」
★厂罢贰笔2.「新しい総长グッズを作ろう!プロジェクト」第2回ミーティングを実施!
初回のキックオフミーティングで得た総长からのアイデアをもとに、第2回ミーティングを実施しました。
左から、参加メンバーの吉戸章人さん(工学部2回)、中森さん、内野さん、吉川雅史さん(工学部2回)、増井さん、上村京也さん(工学部2回)
まずは、前回のキックオフミーティングに参加した増井さんより、総长からのアイデアやあがった意见などを报告。
その报告をふまえて、まずは各自それぞれ、「ボク的いちおしはこれ!」という考えを述べてもらいました。
(※以下、写真左から顺に)
- 吉戸:「「これを买うことで、社会贡献につながる!」というような、社会的に意味のあるものがいいのでは?」
- 内野:「ぼくは食べ物がいいと思う。たくさんの人に利用してもらえるような手軽なもの。」
- 吉川:「「京大っぽい!」がひと目でバシッとわかるもの。ぼくも食べ物がいいと思う。」
- 増井:「やっぱり、お土产として手軽に买えるもの。それで言うと食べ物がよいと思う。即席ものとか。」
- 上村:「あえて、普段あまり使わないようなテクニカルなもの、オーバースペックなもの。例えば、素数ものさしのような。その意味では、案で出ていた野帐とかいいんじゃないかな?」
- おまけの広报叠:「やっぱり、京大ならではのウンチクはほしいです!野帐に、思いっきりマニアックな学术用语を载せるとか???。カップのふたの里に京大雑学がのってるとか???」
中森さんからの心强いアシストも重要なヒント
など、各自から出た意见をもとに、メンバー间でさまざまな意见が交わされました。
ミーティングの合间には、助っ人の中森専务理事、中岛常务理事から、京大同窓生が役员を务める在洛公司とのコラボについての话や、その他、外部机関や公司とコラボした取り组みに関する参考情报などもいただきました。
「総长を前面に出すものか、京大らしさをメインにするものか???」
「狙うターゲットはどんな人たち?」
「価格帯はどんなもんだろう???」
???などなど、具体的な绞り込みに入り始めたメンバーたち。
新しい総长グッズのイメージが少しずつ见えてきたようです。
★厂罢贰笔3.「新しい総长グッズを作ろう!プロジェクト」第3回ミーティングを実施!
第2回ミーティングを経て、第3回目のミーティングを実施しました。
左から、参加メンバーの内野さん、大西智也さん(理学2回)、中岛さん、吉川さん、上村さん。红一点の石原さん(右上)。この日は吉川さんを书记に任命!(右下)
まずは、中森専务理事から、前回のミーティング内容のまとめと、その后の进捗状况などの报告がありました。
この日は、「グッズ开発のコンセプトの明确化」や「ターゲット、アイテムの绞り込み」などを课题に议论をスタート。みんなでアレコレ、意见やアイデアを出し合います。そして议论が进む中で、だんだんと方向性の轴が定まってきました。
大事にしたいのはこんなこと!
- 「総长らしさが出てる!」
総长からいただいた「大学探検」「フィールドワーク」といったヒントや、総长の人柄や研究内容からイメージする「ワイルド」「ゴリラ」といったキーワードから考えられる、まさに「山极総长らしい!」もの。総长が手にした时に、イメージがぴったりマッチするようなもの。
- 「京大っぽい!」
例えば、お土产として持ち帰った时やギフトにした时に、「话のネタ」も添えられるような、「これぞ京大ならでは!」の要素が加味されたもの。
- 「记念になる。モチベーション向上になる!」
京大に憧れて见学にくる中高生たちにとって、京大来学の记念となるものや、モチベーションがアップするもの。
???そんな手がかりをもとに、徐々に具体的なアイテムの绞り込みに入りました。
「大学探検」をテーマにした、しかも京大らしいオモシロ要素も盛り込んだフィールドワーク関連グッズや、総長のワイルドなイメージを全面に出した食品、さらには、誰もが知ってるあの京都名物の京大オリジナル版を作る! などの案が有力候補になりそうな予感???。
方向性が具体化してくるにつれ、ミーティングもどんどん白熱! 今回のミーティングで、かなり候補が絞り込まれてきましたよ。
???ですが、今回はここまで!
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
学生たちと総长のアイデアがぞんぶんに盛り込まれた、新しい京大総长グッズ。
さて、どんなグッズが完成するのか???!?
プロジェクトメンバーの広報Bも、今後の展開が楽しみです! みなさん、こうご期待ください。
商品化は2015年夏顷を予定しています。详しい案内は、后日京大生协ホームページにて発表します!
京都大学生活协同组合(京大生协)について
京都大学生活协同组合(京大生协)は、学生?院生?教职员が出资金を出し合って运営している协同组合です。
1949年の设立以来、京都大学の使命遂行のための基盘となる学生?教职员のための福利厚生事业の多くを担っています。
- 京都大学生活协同组合
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