本学では、2024年6月27日に、効果的な交流を促す新しい交流スペース「linkhub@(リンクハブ)」第1号を国際科学イノベーション棟東館にオープンしました。このたび、第2号となる「文学研究科ぶんこも」を、同年10月17日に文系学部校舎にオープンしました。オープン日には文学研究科の主催によるオープニングセレモニーを開催し、出口康夫 文学研究科長が挨拶を江上雅彦 理事?副学長が祝辞を述べました。
「ぶんこも」とは、文学部の「文」とイノベーション?コモンズの「コモ」からとった、音の响きの良さと、字面のかわいらしさを意识して名付けられた爱称です。文系学部校舎の全面改修工事を机に、居室を集约して1阶および地下1阶にスペースを确保し、学生同士の対话、外部への情报発信、产官学民との连携を主眼にした新しい交流空间として创设しました。
「ぶんこも」は、1階フロアの丸机エリア?大机エリアおよびイベントエリアと、地下1階の多目的エリアおよびサンクンガーデン(テラス席)から構成されています。1階フロアには天吊りプロジェクタ、Zoom配信機器、ワイヤレスマイク、ホワイトボード、無料のウォーターサーバー、自販機等が、地下1階の多目的エリアには、超単焦点プロジェクタ、音響設備(有線マイク、スピーカ類)等を備えています。施設内は飲食が可能で、ウォーターサーバー、カップ式自販機も設置しています。利用時間は、1階フロアとサンクンガーデンが平日8時30分~18時30分となっており、本学の教育?学習、研究およびそれらに関連する課外活動、産官学民交流活動や文化的イベント等に活用する場として、自習や少人数でのミーティングから、大規模なイベント開催まで可能となっています。
イベント等の开催やテーブル単位で使用する际には予约が事前必要で、当面は文学研究科教职员による予约のみとなっていますが、利用状况をみて、顺次学外などにも展开していく予定です。今后も日常的な交流の场や机会を充実させることにより生まれる「颜の见える関係」が、多様な「知」と「人材」に新たな结びつきをもたらし、产官学民の连携やイノベーションの创出に繋がり、これにより「京都大学らしい活気」がキャンパスに溢れていくことを期待します。







