吉田寮生の安全确保についての基本方针

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関连リンクを追加しました。(2017年12月21日、2018年1月12日、2018年1月17日、2018年2月2日、2018年3月7日、2018年4月10日)

筑后100年以上を経过した吉田寮现栋は耐震性を着しく欠き、大地震が発生した场合には倒壊あるいは大破のおそれがあるにもかかわらず本学学生が居住しているという、极めて危険な现状にある。

本学はすでに昭和50年代から吉田寮现栋の危険な状态を认识し、昭和57年には昭和61年3月を在寮期限とする决定を行い、平成元年までの间、寮生の安全确保を実现しようと吉田寮生との话し合いに努めたが、吉田寮现栋の建物の本格的な改善整备は果たされないまま、老朽化が进んだ。

そして、平成21年に「吉田南最南部地区整备?基本方针(案)」で旧食堂を取り壊して新栋を建设した后に现栋を建て替える方针を示し、新栋の建设は平成27年に実现したが、现栋の老朽化问题は未解决のまま残された。

そこで本学は平成27年7月に、危険な现栋に居住する学生がこれ以上増えることを避けるため、吉田寮自治会に対して入寮募集の停止を要请した。さらに、同様の入寮募集停止の要请を现在まで5回にわたって通知してきた。しかし、吉田寮自治会はこの要请にもかかわらず新しい入寮者を入舎させ、平成27年7月に约180人であった在寮生の数は増加し続け、平成29年11月には新栋を含む吉田寮の総収容定员(241人)を超える272人にまで达している。

このような経纬を踏まえると、また、大地震がいつ起こってもおかしくないことを考えると、吉田寮现栋に学生を居住させ続けることはもはや许されず、可能な限り早急に学生の安全确保を実现することは、学生に良好な修学环境を提供する责务を负う本学にとって最重要かつ喫紧の课题の一つである。

この课题の解决のため、京都大学は以下の基本方针を定める。

(1)平成30年1月以降、吉田寮への新规入寮は认めない。

(2)平成30年9月末日までに、现在吉田寮に入舎しているすべての学生は退舎しなければならない。

(3)退舎にあたって、平成30年4月时点で本学正规学生の学籍を有する吉田寮生については、希望する者に本学が代替宿舎を用意し、その代替宿舎に现在の寄宿料で居住させる。ただし、代替宿舎での光热水费については、使用者である寮生の负担とする。また、代替宿舎での居住の终期は、原则として、当该寮生の正规生としての学籍の修业年限(大学院生については标準修业年限)の终期とする。

(4)吉田寮现栋の老朽化対策については、本学学生の福利厚生の一层の充実のために収容定员の増加を念头に置きつつ、検讨を进める。

平成29年12月19日
京都大学

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