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岩田想 医学研究科教授が、2023年度の島津賞を受赏しました。
岛津赏は、公益财団法人岛津科学技术振兴财団が主催する赏であり、科学技术、主として科学计测に係る领域で、基础的研究および応用?実用化研究において着しい成果をあげた功労者を表彰するもので、1981年に创设され2023年で43回目を迎えます。
対象となった業績は「膜タンパク質の3次元から4次元構造解析方法の開発」です。従来、X線結晶構造解析、NMR、電子顕微鏡などによる生体高分子の立体構造は、いずれも測定に通常数ミリ秒以上の時間が必要であったのに対し、X線自由電子レーザの適用を可能にすることで、化学結合の切断に要する時間である数10fs以下の時間で測定可能としました。この成果は、生体高分子結晶中の蛋白質の動きを実時間観察するシステムの構築を可能とし、生体高分子構造の実時間反応動画を撮影という4次元解析をも可能とするもので、新しい研究分野を切り拓いた優れた業績が高く評価され、今回の受赏となりました。
なお、表彰式および受赏記念講演は、2024年2月20日にホテルオークラ京都で行われる予定です。
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