
井上浩輔 白眉センター/医学研究科特定准教授および遠藤礼子 工学研究科研究員が、MITテクノロジーレビュー(日本版)主催の「Innovators Under 35 Japan 2023」において、未来を創る35歳未満のイノベーターに選出されました。
「Innovators Under 35」は、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディア部門「MITテクノロジーレビュー」が主催する国際アワードです。世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る、独創的で才能ある35才未満の若きイノベーターの発掘を目的とし、過去にはGoogle共同創業者のセルゲイ?ブリン氏、Facebook共同創業者兼会長兼CEOのマーク?ザッカーバーグ氏も受赏するなど、国際的に権威あるアワードとして高く評価されています。
井上特定准教授は「高ベネフィット?アプローチ」という次世代の个别化医疗の概念を世界に先駆けて提唱した功绩を、远藤研究员はアメリカおよび日本における下水サーベイランスの社会実装をリードしてきた功绩を评価され、この度の选出となりました。
井上特定准教授のコメント
このような素晴らしい赏に选出いただき、大変嬉しく思います。家族やメンター、所属先メンバーをはじめ日々支えていただいている皆様に感谢いたします。私たちの提唱する高ベネフィット?アプローチが、医疗の枠を超えて広く受け入れられ、より良い社会へ贡献できるよう、引き続き研究に精进いたします。
远藤研究员のコメント
颁翱痴滨顿-19パンデミックを机に世界中で下水サーベイランスへの注目が集まり、各国は次なるパンデミックへの备えとして下水サーベイランスを导入している一方、日本での导入はまだ限定的です。产官学连携で日本に合った下水サーベイランスの役割と社会実装の方法をこれからも模索したいと思います。