学生総合支援机构が、2023年9月5日、「障害者雇用優良事業所等京都府知事表彰」を受赏しました。
「障害者雇用优良事业所等京都府知事表彰」は、障害のある方を积极的に多数雇用している事业所、雇用の促进と职业の安定に着しく贡献した団体または个人、障害と向き合いながら长く勤务されている个人に対し行われているものです。教育机関が本表彰を受けるのは初めてであり、障害のある人の社会进出における高等教育机関の役割が评価された形となりました。
学生総合支援机构は、障害のある学生を支援するための専门部门として「障害学生支援部门(顿搁颁)」を设置しています。顿搁颁では、障害のある学生への合理的配虑の提供等、高等教育机関として必要となる修学支援をはじめ、各种プログラムを実施してきました。一方で、障害のある学生の社会进出にあたっては、国の制度や地域の支援资源、また现时点での公司の雇用状况において课题が少なくない状况にあり、本学の障害のある学生にとっても障壁のひとつになっています。大きな课题としては、従来型の障害者雇用のあり方では大学生という层を加味できておらず、结果として障害のある学生の有効な社会进出のルートが描ききれないという状况にあり、このような状况に対して、顿搁颁では公司や地域の支援资源と连动した「(障害のある学生向けの)社会移行支援プログラム」を実施してきました。今回、主に、この社会移行支援(就労支援)のプログラムが评価され、本表彰を受けることになりました。
また、顿搁颁では、学外への贡献活动として、文部科学省の补助事业にもなっている「高等教育アクセシビリティプラットフォーム(贬贰础笔)プロジェクト」を実施しており、この活动を通じて、全国の大学や地域社会にむけて、それらのモデルやノウハウを提供しています。学内外を问わず、障害のある学生や大学等の高等教育机関をサポートしていることもあわせて评価されました。
障害のある学生の修学支援や社会移行支援(就労支援)には、今なお课题が多く残されているのも事実であり、本学での取り组みや支援体制にも改善点は残されています。引き続き、取り组みの促进?强化、高等教育や社会における障害に関する课题解决に取り组んでいきます。
