第31回 防灾研究所公开讲座 「災害を事前に管理する -和歌山を襲う大地震にどう向き合うか-」を開催しました。(2020年10月5日)

公开日

防灾研究所では、和歌山県との共催で、第31回公开讲座「災害を事前に管理する -和歌山を襲う大地震にどう向き合うか-」を、和歌山県民文化会館小ホール(和歌山市)で開催しました。 参加者の検温、ソーシャルディスタンスの配虑等、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を彻底したうえでの実施となり、计149名が参加しました。

西日本では、南海トラフ巨大地震が発生する可能性が高まるとともに、活断层で発生する内陆地殻内地震が発生する可能性が高まっていると考えられています。そこで、和歌山を袭う大地震によるさまざまな自然现象(强い揺れ、大津波、土砂崩れ)で灾害が生じる过程を知り、灾害を事前に管理することの重要性について考えました。今回の开催地となった和歌山県下には防灾研究所の施设も2つあり、さまざまな协力がなされています。また、同県は津波のリアルタイム予报を流すなどの先进的な取り组みで研究者の注目を受けています。

本講座は橋本学 防灾研究所長の挨拶で始まり、次に森田康友 和歌山県危機管理監から挨拶がありました。引き続き防灾研究所の教員による6本の講演の後、質疑のセッションを設け参加者の疑問に答えました。

コロナ祸のなか、现地での开催が危ぶまれましたが、大きな问题もなく终了することができました。大学における讲义も、対面で行うことが难しい状况下で、本讲演会を现地で开催できた意义は大きく、寄せられた质问などは教育研究活动に生かされることになります。今后も、京都をはじめさまざまな地域での开催について引き続き企画していく予定です。

挨拶する桥本所长

挨拶する森田危机管理监

質疑において回答する伊藤喜宏 防灾研究所准教授(左)

质疑风景

関连リンク

讲演当日の録画映像および配布资料をご覧になれます。

  • 第31回公开讲座「災害を事前に管理する 和歌山を襲う大地震にどう向き合うか」浜口梧陵翁生誕200年記念(京都大学防灾研究所Webサイト)
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