国际オータムスクール2019「环境学分野~环境问题の根底にある文化」を実施しました。(2019年11月17日~12月4日)

ターゲット
公开日

地球環境学堂は、ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業として、国際オータムスクール2019「環境学分野~環境問題の根底にある文化」を実施しました。本短期留学プログラムは、「スーパーグローバル大学創成支援事業 京都大学ジャパンゲートウェイ」の環境学分野において、世界各国で先端的な環境学の研究を実施している提携?関係大学と国際共同教育を実施する事業の一環として行われました。アジア、アフリカ、欧米、オセアニアより学生12名(修士?博士課程)が京都に集い、在学生19名とともに、日本の環境について講義やフィールド視察を通して理解を深め、環境学の手法を学びました。

本プログラムは、「环境问题の根底にある文化」をテーマに、森林资源、ゴミ処理、水処理、农业、自然灾害、大気环境について、各国の现况を共有することからはじめ、各テーマに関连する日本の现状と対策についての讲义シリーズの受讲、フィールド视察、施设访问、フィールド讲义などを通して、日本特有の各课题の背景、経纬、対処、课题、解决策への知见を深めました。プログラム期间中は、継続的にグループディスカッションを行い、日本の排水処理技术や、问题対処に関する法整备や条例の施行および政府机関の役割、自然灾害に対するソフト面での準备と対処、公共交通の発达、研究および环境物质のモニタリングについての先端性、优位性を议论し、各国への技术移転への障壁や実现可能性、海外机関との连携の重要性などについて讨论しました。

また、フランス?リール大学から讲师を招聘し、地球环境学堂の教员らと共に大気环境化学セミナーを开催しました。セミナーでは、大気环境のモニタリング手法などを学ぶとともに、各国の大気汚染の法规制、対策についての议论を交わしました。

参加者らは11月26日に开催された「京都大学国际シンポジウム-アジアにおける地球环境学の教育と研究-」にも出席?研究発表を行い、プログラム参加学生2名が若手研究者に赠られる优秀ポスター発表赏を受赏しました。

最终日には、各国の状况と今后を见据えた课题や解决へのアプローチについて、个人、地域、グローバルのそれぞれの视点からできることやボトルネックについての発表を行い、质疑応答では、より现実的なアプローチについて白热した议论が展开されました。

本プログラムは、参加者全员にとって有意义な议论、贵重な経験、学びの场となりました。このような国际共同教育研究の积み重ねが、さらなる环境学の発展と、近い将来の环境により配虑した持続的な社会の构筑に繋がっていくことを期待しています。

オータムスクール讲义シリーズ受讲の様子

滋贺におけるフィールド视察(雨水処理技术)の様子

和歌山におけるフィールド讲义(防灾)の様子

国际シンポジウムでのポスター発表の様子

大気环境化学セミナーの様子

関连リンク