第76回京都大学未来フォーラムを开催しました。(2019年12月11日)

公开日

今回の京都大学未来フォーラムは、文学研究科出身で哲学者の岸见一郎氏を讲师に迎え、百周年时计台记念馆において开催しました。

「どうすれば幸福になれるか」と题した讲演で岸见氏は、始めに京都大学在学时のエピソードに触れ、「病に倒れた母の看病を通して、人间にとっての幸福について考えるようになった」ことが、哲学者の道に进むきっかけになったと述べました。次に哲学者の叁木清氏の抹杀された动机论について説明を行った后、本题である「どうすれば幸福になれるか」について具体的に説明を行いました。岸见氏は幸福になるためには、第一に人からどう思われるか気にしない、第二にありのままの自分を受け入れる、第叁に今ここを生きる、と大きく叁つの侧面に分け、その详细について解説を行いました。最后には「人はただ生きることに価値がある」とし、讲演を缔めくくりました。

参加者からは、「自分の価値がよくわからなくなっていたけど、存在が価値というお话が心にしみました」、「人生はマラソンではなくダンスのようなもの。人生に计画を立てることはあまり意味がないというお话に気が楽になり、人生にぼんやりした明かりを感じた」、「今すぐに価値観は変わらないけれども、「存在しているだけでも谁かに贡献している」と思えることを愿いながら、日々幸せに生きたい」などの感想が寄せられ、盛况のうちに终了しました。

讲演する岸见氏

会场の様子