「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ33「京都大学の女性リーダーたち」第4回を開催しました。(2019年11月25日)

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連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」のシリーズ33は、「京都大学の女性リーダーたち」をテーマに「京都アカデミアフォーラム」in丸の内で開催しました。シリーズ33の第4回は、「免疫のしくみ-生体の恒常性維持-」と題し、稲葉カヨ 理事?副学長が講演を行いました。

稲叶理事?副学长は、まず免疫反応は体内の恒常性を维持するための生体防御机构であるとし、関わる臓器や细胞とその働きについて解説しました。免疫を担当する细胞が病原体などの异物を认识し特异的に応答する免疫応答が、身体を守る大切な机能であること、しかしながら、本来自己の细胞や抗原に対して免疫反応を起こさないようになっている(免疫寛容)はずが、何らかの要因(老化もそのひとつ)でバランスを崩すと様々な病気(胶原病と総称される)を引き起こすと説明し、その事例の1つとして花粉症を绍介しました。そして、免疫の働きは治疗にも応用され始め、がんや难病の治疗における切り札として期待されていると、讲演を缔めくくりました。

讲演后は、参加者による积极的な质疑応答が繰り広げられ、来场者からは、「次々と新しい免疫の仕组みが明らかになっていく様が、大きな流れとして提示されたように思います」、「今回のシリーズでは京大の女性の先生方のユニークな研究のあらましを知る事ができ、たいへん有意义な讲义でした」などの感想が寄せられました。

讲演する稲叶理事?副学长

会场の様子