「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ33「京都大学の女性リーダーたち」第1回を開催しました。(2019年11月5日)

公开日

連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」のシリーズ33は、「京都大学の女性リーダーたち」をテーマに「京都アカデミアフォーラム」in丸の内で開催しました。

シリーズ33の第1回は、「師弟関係という文化」と題し、稲垣恭子 教育学研究科長が講演を行いました。

稲垣研究科长は、まず来场者へ「人生のなかで「师」と呼べるひとは居ますか?」と问いかけ、「师」について様々な形がある事を説明しました。その中でも、「学校の先生」と「人生の师」を例に挙げ、研究成果をもとに、时が経つにつれ徐々に生徒と学校の先生との「师」の関係が薄れていることを説明しました。その背景には、1970年代后半、就学率が伸びると共に「先生」から「教员」に呼び名が変わったことに一因があると述べました。次に、芸能や役者、学者の世界における师弟関係を説明し、师と弟子の関係のメカニズムについて図やグラフを用いて解説しました。

最后は时代の変化によって「师弟関係」も変化し、「师」については様々な形があるが、どのような形でも「师」への憧れは无くならないとまとめ、讲演を终えました。

来场者からは「师弟関係を多方面から実証的に论証され、新鲜な内容でした」、「学校だけでなく、公司の人事、人材育成にも応用できる内容でした」などの感想が寄せられました。讲演后は、参加者による积极的な质疑応答が繰り広げられ、盛况のうちに终了しました。

讲演する稲垣教育学研究科长

会场の様子