「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ32「再生医療 -現状と展望-」第3回を開催しました。(2019年9月18日)

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連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」のシリーズ32は、「再生医療-現状と展望-」をテーマに「京都アカデミアフォーラム」in丸の内で開催しました。

シリーズ32の第3回は、「再生医療とリハビリテーション」と題し、青山朋樹 医学研究科教授が講演を行いました。

青山教授は、リハビリテーションの语源は(谤别=再び)(丑补产颈濒颈蝉=适応)(补迟颈辞苍=すること)であり、すなわち再び能力を持たせる、再び环境に适応できるようにすることであるとし、その定义や歴史背景について説明を行いました。次に再生医疗について骨壊死症の患者にとって有効な治疗法である间叶系干细胞移植手术の例を挙げ、これまでの症例とその后の回復の様子を绍介しました。そして、再生した细胞を十分に机能させるためにはリハビリテーションが大きな役割を果たすこと、身体刺激が细胞の再生を促すこと、また壊死した筋肉もリハビリテーションで再生することを解説しました。最后に、「再生リハビリテーション」と称し、再生医疗とリハビリテーションの可能性について展望を述べました。

来场者からは「単に干细胞を入れればいいのではなく、リハビリテーションの意义を再认识させられた」、「今后、リハビリテーション分野に再生医疗分野が确立される事を确信しております」などの感想が寄せられました。讲演后は、参加者による积极的な质疑応答が繰り広げられ、再生医疗の知に触れる机会となりました。

讲演する青山教授

会场の様子