ボルドー大学?京都大学?アディスアベバ大学 学術協力戦略会議を、アディスアベバ大学エチオピア研究所内で実施しました。
本会議は、これまで各大学が培ってきたアフリカ地域研究の専門家の相互連携を主な目的として行われたもので、本学からは山極壽一 総長、松田文彦 医学研究科附属ゲノム医学センター長、重田眞義 アフリカ地域研究資料センター長ら8名が出席し、具体的な議論を重ねました。また、在エチオピア日本国大使館からは内田晃 参事官、アフリカ連合日本政府代表部からは海野哲也 参事官が臨席しました。
会议の冒头では、松田教授が本学とボルドー大学の交流史を振り返りながら、开催経纬と趣旨説明を行いました。その后、山极総长、 マニュエル?チュノンド ララ (Manuel Tunon de Lara) ボルドー大学学長、 タケレ ? メリド(Takele Merid) アディスアベバ大学エチオピア研究所長らによって活発な意見交換が行われました。昨今重要性を増しつつあるSDGs(持続可能な開発目標)の流れを踏まえ、日本?欧洲?アフリカの研究体制を構築することの重要性が指摘され、その実現に向けてお互いが緊密に連携することで意見が一致しました。
会议の后半では、各大学が注力している「アフリカ地域研究」、「健康と高齢化」、「持続可能な都市」という3つのテーマに焦点を绞って今后の共同研究実施に向けた意见交换が行われました。ブルキナファソのワガドゥグ大学、ナイジェリアのイバダン大学といったアフリカ各地の研究机関からも参加者があり、それぞれの立场から建设的な意见が寄せられました。今后は、欧州诸国に加えて、フランス语圏のアフリカ诸国との连携强化が强く期待されます。
また、この度の访问にあわせて、本年4月にアディスアベバ大学エチオピア研究所内に设置した京都大学アフリカオフィスの开所式を执り行いました。アフリカに本学のオフィスを构えることにより、60年以上に及ぶアフリカでのフィールド调査ならびに、研究?教育交流等のより一层の発展を目指します。
会议の様子
开所式の様子
集合写真