「东アジアとドイツ学生のための多文化共学短期受入れ留学プログラム2019」を実施しました。(2019年7月30日~8月9日)

公开日

国际高等教育院では、アジア研究教育ユニットと连携して「东アジアとドイツ学生のための多文化共学短期受入れ留学プログラム2019(通称:京都サマープログラム2019(东アジア+ドイツ)」を実施しました。このプログラムは「ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事业」の一环として行われたもので、大学间学生交流协定校である北京大学、香港中文大学、国立台湾大学、延世大学校、ゲッティンゲン大学、ミュンヘン工科大学、ボン大学より、选抜された28名が参加しました。本プログラムは、前身の北京大学学生のための「京都サマースクール」(2012年开始)から数えて8回目の実施となります。2016年度に対象校を东アジアの4大学に拡大、2018年度にはドイツからの学生の受入れを开始、今年度はドイツ3大学の学生を加え、计7大学より学生を受け入れました。

本プログラムは东アジアとドイツの学生が、本学学生と交流しながら、本学の自由の学风および先端研究に触れ、日本の政治?国际関係、文化、伝统、歴史、社会、环境?农业问题などへの理解を深め、日本への长期留学を志すようになることを目的として企画されました。また、本学からも多くの応募者から选ばれた18名の学生がサポーターとして参加しました。これは、サポーターとなった学生と留学生が共に讲义を受讲したり、プログラムの一部を自らが企画することにより、国际理解の促进、企画运営能力の向上などを期待したものです。

参加学生は4レベルに分かれた日本語講座を受講する一方、英語による講義も受講しました。受講したのは、近藤直 農学研究科教授による「人口90億人時代のためのセンサー技術に基づく食料生産と食品ロス削減」、湯川志貴子 国際高等教育院准教授による「日本古典文学に見る日本人の美意識」、松沢哲郎 高等研究院特別教授による「チンパンジー研究からみた人間の心の進化」、飯田玲子 アジア?アフリカ地域研究研究科特定助教による「高度経済成長と水俣病」の4講義です。

さらに、上記テーマと関連する学外活動として、琵琶湖疎水記念館の見学、日本企業の先端技術と経営を知るための株式会社ナベル及びパナソニックミュージアムの訪問、滋賀県へのフィールドトリップを実施しました。同フィールドトリップでは、彦根城見学、滋賀県立大学を訪問し、後藤直成 滋賀県立大学准教授による講義「Environment of Lake Biwa- Formation of large-scale oxygen-deficient waters」を受講したほか、湖水観察、さらには同大学所有の調査船に乗船し、琵琶湖上実习を行いました。最終日には、それぞれの経験等を踏まえた発表会、そして修了式が実施され、2週間に及ぶプログラムは修了しました。

今后もこのようなプログラムを通して、将来のリーダーを担う学生间の交流が一层盛んになり、日本と各国の相互理解が深まっていくことが期待されます。

近藤教授による讲义风景

中級 I 日本語授業での共同学習

琵琶湖上実习

最终発表の様子

修了式にて宮川恒 国際高等教育院長による証書授与

集合写真

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