「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ30「明治150年-明治の歩みを考える-」第3回を開催しました。(2019年2月12日)

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連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」のシリーズ30は、「明治150年-明治の歩みを考える-」をテーマに「京都アカデミアフォーラム」in丸の内で開催しました。

シリーズ30の第3回は、「日本の近代美術-西洋とのであい-」と題し、高階絵里加 人文科学研究所准教授が講演を行いました。

高阶准教授は、日本において、初期の洋画研究がどのように进められたのか、幕末の开国から明治にかけて活跃した画家の活动を例に挙げて説明し、明治に设立された美术学校の概要、讲师阵の教授法等に触れ、具体的にそこで学んだ画家の作品を绍介しながら、絵画の西洋化の流れを解説しました。

また、明治22年伝统的な日本美术の保护を目的に开校され、冈仓天心が初代校长を务めた东京美术学校とその设立背景に触れ、日本の近代美术の成り立ちを解説しました。

来场者からは「日本の近代美术の流れが、とても良く分かりました。具体的な絵を见せていただいたので、特徴も良く分かりました」、「日本の西洋絵画の初期の大きな流れが良く分かった」、「美术学校の始まりが工部中心であったというのが意外でした」などの感想が寄せられ、「日本の近代美术」の研究に触れる机会となりました。

讲演する高阶准教授

会场の様子

関连部局