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連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」のシリーズ29は、「未来につながる情報化社会-展望と課題-」をテーマに「京都アカデミアフォーラム」in丸の内で開催しました。
シリーズ29の第3回は、「情報化社会の働き方と労働法の未来」と題し、島田裕子 法学研究科准教授が講演を行いました。
岛田准教授は、まず过去の产业革命(第一次~第叁次)を主轴に、技术革新により働き方がどのように変化してきたのか、またそれに伴い労働者を保护する労働法がどのようにして生まれ、どのように変化してきたのか话しました。そして、ビッグデータ、ロボット工学、人工知能の発展により今后起こると予想される第四次产业革命での働き方の変化や労働法の课题について解説しました。具体的には、テレワークの普及、単纯労働の机械化あるいはアウトソーシング、事务労働の础滨による代替、自営的就労者の増大、プラットフォーマーへの富の集中を労働法の観点より説明しました。最后に情报化が进展する中で、労働者はロボットに代替されない労働能力を身につけて适职を探し、国はそれをサポートすることが情报化社会での働き方として重要であると言及しました。
来场者からは、「过去の歴史から未来まで情报化社会の働き方と労働法について分かり易く、有意义であった」、「社会変化に伴い、働き方、労働法がどのようにして変化してきたのかが良く分かった。」などの感想が寄せられ、「労働」について考える机会となりました。
讲演する岛田准教授
会场の様子
関连部局