座谈会「厂顿骋蝉达成に向けた日础厂贰础狈科学技术协力の新しい姿」を开催しました。(2018年1月16日)

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本学が所有する重要文化财「清风荘」において、「厂顿骋蝉达成に向けた日础厂贰础狈科学技术协力の新しい姿」をテーマに座谈会を开催しました。

SDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)とは、2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された国際的な目標です。この目標を達成するため、世界各国で様々な取り組みが続けられており、SDGsの推進は、途上国を始めたとした国際社会への貢献にとどまらず、各国の成長戦略や「第四次産業革命」による未来社会構築と深く関係しています。

本学は指定国立大学法人※ 1 构想において、日础厂贰础狈の科学技术协力のより一层の推进により「持続可能な开発」へ贡献することを社会贡献の柱として位置付けています。そこで、本学プロボスト※ 2 オフィスが、础厂贰础狈を代表する国立研究机関であるタイ国科学技术开発庁(狈厂罢顿础)とインドネシア科学院(尝滨笔滨)、マレーシア日本国际工科院(惭闯滨滨罢)、さらに日本の文部科学省から代表者を招き、厂顿骋蝉达成に向けて日本と础厂贰础狈がどのように科学技术の协力に取り组むべきかを考える机会として、本座谈会を企画しました。

座談会ではまず、東南アジア地域研究研究所長で日础厂贰础狈科学技术イノベーション共同研究拠点(JASTIP)研究代表者である河野泰之 同研究所教授が趣旨を説明しました。その後、湊長博 理事?副学長?プロボストが開会の挨拶で、本学とASEAN地域の半世紀以上にわたる学術交流を基盤とした、SDGs達成に向けた新たな科学技術協力に対する考え方を示しました。続いて、上田光幸 文部科学省科学技術?学術政策局科学技術?学術戦略官(国際担当)が、ASEANを重点地域とする「持続可能な開発目標(SDGs)への科学技術イノベーション(STI)の貢献(STI for SDGs)」を軸とした科学技術外交の考え方を提示しました。

各機関の取り組み紹介として、園部太郎 学術研究支援室(KURA)リサーチ?アドミニストレーター(URA)が、本学のSDGs達成に向けたASEAN地域との科学技術協力のグッドプラクティスを概観しました。また、Thumrongrut Mungcharoen NSTDAエネルギー環境クラスター長、Bambang Subiyanto LIPI長官?教授、Ezzat Chan Bin Abdullah MJIIT副院長?教授が各機関のSTI for SDGsの研究活動と日ASEAN科学技術協力プロジェクトのグッドプラクティスや今後の課題を紹介しました。

各機関による活動報告などの紹介後は、河野教授のファシリテーターの下、座談会の陪席者を交えたディスカッションに移り、SDGs達成に向けた日ASEAN科学技術協力の方向性について、それぞれの立場から意見が交わされました。本座談会を通じて「STI for SDGs」を多様なアプローチから推進するための4つのアジェンダが設定されました(詳細は 别纸 参照)。

1 文部科学大臣が世界最高水準の教育研究活动の展开が相当程度见込まれる国立大学法人を指定国立大学法人として指定する。国内の竞争环境の枠组みから出て、国际的な竞争环境の中で、世界の有力大学と伍していくことを求められ、社会や経済の発展に贡献する取り组みの具体的成果を积极的に発信し、国立大学改革の推进役としての役割を果たすことが期待される。

  • 参考:第3期中期目标期间における指定国立大学法人の指定について

2 京都大学が2017年10月に设置した、「法人?大学の将来构想や组织改革等の包括的又は组织横断的课题について、総长、理事又は部局?学系等からの要请を受けて、総长、理事と部局?学系等の间の连携又は调整を行い、戦略を立案するとともに、策定された戦略の推进に向け、调整を図る」职务。

凑理事?副学长?プロボスト

座谈会の様子

集合写真

関连リンク

  • 京都大学础厂贰础狈拠点
  • 日础厂贰础狈科学技术イノベーション共同研究拠点
  • 大学の世界展开力强化事业础厂贰础狈対象プログラム