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連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」のシリーズ26は、「国際社会の中の日本-世界との関係?日本の現状-」をテーマに「京都アカデミアフォーラム」in丸の内で開催しました。
シリーズ26の第1回は、「介護の担い手をめぐるグローバルな政策と実態」と題し、安里和晃 文学研究科准教授が講演を行いました。
安里准教授は、シンガポールや香港等で、実际に介护に従事しているベトナム人、フィリピン人等の外国人労働者の仕事の様子、アジア诸国の介护制度の概要や介护を勉强する环境等について、现地で撮影した写真を用いて説明しました。また、日本の人口构成や政府支出に占める社会保障费用の推移等をアジア诸国と比较して、日本での「产业」としての介护の特徴についても述べました。これらを踏まえて、日本における外国人介护従事者数の推移、职场?生活环境、福利厚生、経済连携协定(贰笔础)の问题点等、日本における介护の现状を写真、データ、ヒアリング内容を基に解説しました。そして、これからの高齢社会では外国人労働者等さまざまな人々で支えあい、多様性が高いケアの质や豊かさを成长の源となるよう协働することが必要であると缔めくくりました。
来场者は、现地でのフィールド调査で得た写真やデータを基に、介护の状况について讲演する安里准教授の话に、热心に耳を倾けていました。
讲演する安里准教授
会场の様子