東京都教育委員会との連携協定に基づく高大连携事業を実施しました。(2017年11月18日)

公开日

本学は東京都教育委員会との高大接続?高大连携に関する協定に基づき、「京都大学高校生フォーラムinTOKYO」を東京都教職員研修センター(東京都文京区)で開催しました。当日は、都立高校生等約300人が参加しました。

今回で7回目となるこのフォーラムは、首都圏の高校生が京都大学における最先端の研究成果に関する讲演を聴讲することにより、大学进学への目的を明确にし、进学后の自己の在り方や大学における教育研究を意识させる契机とすることを目的に开催しています。

講演に先立ち、出張吉訓 東京都教育庁教育監による開会挨拶の後、都立高校卒业生で本学へ進学した農学部2回生の篠田理沙さんが、本学の魅力や大学生活の様子を紹介するとともに、高校生へ激励のメッセージを送りました。

有賀哲也 副学長による「電子:物質の性質?変化をつかさどるもの」と題した講演では、会場の高校生へ質問を投げかけながら、光や色の変化など身近な物質に作用する電子のおもしろさを、最先端の研究成果とともに紹介しました。数々の興味深い話に、生徒はノートにメモを取りながら熱心に聞き入っていました。また、質疑応答の際には、多くの生徒から質問の手が挙がり、休憩時間も有賀副学長を囲み、質問する生徒が途切れることがありませんでした。

続く有贺副学长、农学部2回生の篠田さんのほか、都立高校生4名も参加したパネルディスカッションでは、「探究すること」をテーマに活発な意见交换が行われました。坛上のパネリストからは、自分の経験谈を交えた意见が述べられ、それらを受けて会场からも积极的な意见が飞び交い、学びの楽しさと知识を论証することの二つの観点から探究することについて盛んな议论がかわされました。

最後に参加者代表として、東京都立富士高等学校の生徒から有賀副学長へ御礼の挨拶があり、フォーラムは盛況のうちに閉会しました。今後も本学の魅力を首都圏の高校生へ発信するよう、高大接続?高大连携活動のさらなる推進を目指していきます。

出张教育监による开会挨拶

高校生へメッセージを送る篠田さん

讲演する有贺副学长

パネルディスカッションの様子