公开日
今回の京都大学未来フォーラムは、工学部卒业生の千本倖生 株式会社レノバ代表取締役会長を講師に迎え、百周年時計台記念館において開催しました。
「本物の起業家とは ~ Get it done! ~」と題した講演の中で千本代表取締役会長は、約20年在職していた日本電信電話公社が民営化されるのを契機に、稲盛和夫氏とともに現在のKDDIを立ち上げたこと、その根底に、世界では大企業に勤めることよりも自分で起業すること、アントレプレナーであることが評価されるというアメリカの大学院時代に触れた知見があったことを話しました。そして講演の最後には、学生へのメッセージとして、ベンチャーを作ろう、自分たちが世界を変えようという大きな野心をもって、世界の流れをいつも見て、周到に準備して、必ずアクションを起こすこと、私利私欲を捨て社会そのものを変革する事業を続けること、そうすれば、世の中の多くの人たちの支持と応援を得て素晴らしい結果がもたらされるだろうと、熱を込めて語りかけました。
参加者からは、「とても有意义で、学生ファーストなのがとてもうれしかった」、「大公司に就职することが最も良い人生の进み方であると思っていたので、起业が良いということに惊いたし、他の国では认められている考え方であるということが少し自信になった」、「60代にしてベンチャーをたちあげようとしているので、大変勉强になり、また勇気を顶きました」などの感想が寄せられました。
讲演する千本代表取缔役会长
质疑応答の様子