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連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」のシリーズ25は、「時を考える」をテーマに東京オフィスで開催しました。
シリーズ25の第1回は、「経済学における時間の捉え方」と題し、若井克俊 経済学研究科教授が講演を行いました。
若井教授は、まず経済学における时间について、时间选好を例に挙げて説明しました。具体的には、时间选好の研究史に触れ、割引効用モデルという考え方が生まれるまでの各経済学者の时间选好におけるさまざまな见解を示し、経済学における时间の捉え方がどのように展开してきたのかを解説しました。そして、経済学において価値を见出す指标(経済学的価値の源泉)である消费について、时间选好と経済活动の実験例を交えながら、どのような影响があるか説明しました。さらに、不确実な现象がおこる确率が分かっている状况と分かっていない状况では、それに备えて消费を减らし贮蓄を増やす倾向にあるという不确実性の影响があることについても説明し、时间の経过に対して普遍的経済価値を客観的に求めることはできない等、経済学における时间の捉え方について述べました。
来场者からは、「时间が如何に経済に影响しているか分かった」、「时间と経済学のつながりが、大変おもしろく感じた」という感想が寄せられる等、経済学の知に触れる机会となりました。
讲演する若井教授
会场の様子