「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ24「時を知る」第2回を開催しました。(2017年1月25日)

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連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」のシリーズ24は、「時を知る」をテーマに東京オフィスで開催しました。

シリーズ24の第2回は、「体の時計は今何時?」と題し、岡村均 薬学研究科教授が講演を行いました。

冈村教授は、身体のリズムの元は时计遗伝子の転写振动によるものであり、时计遗伝子は地球のほぼ全生物に认められる基本的遗伝子であると説明しました。その作动原理や生体リズム等を具体的に最新の研究结果を交えながら、时计遗伝子が细胞内でリズムを刻んでいること、生体リズムは遗伝子、细胞、器官、个体と全レベルで生成?増幅されること等の阶层的制御机构について解説しました。そして、现代社会の交代制勤务や长时间労働等といったライフスタイルの変貌による生体リズムの异常が、睡眠异常、うつ病、高血圧、メタボリックシンドローム、発癌、骨粗鬆症等の生活习惯病に関係する病気の発症、进展に関与すると话しました。このような生体リズム障害に対しては、规则正しい时间に起きて时计遗伝子を调律することが必须であると言及しました。

来场者は、さまざまな具体例を提示する冈村教授の讲演を热心に聴いていました。

讲演する冈村教授

会场の様子