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連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」のシリーズ24は、「時を知る」をテーマに東京オフィスで開催しました。
シリーズ24の第1回は、「植物は体のどこで時間を測っているのか」と題し、遠藤求 生命科学研究科准教授が講演を行いました。
远藤准教授は、まず植物の生活环、光周性(短日?长日植物)、光の受容体等の植物が持つ特性について话しました。具体的には、植物がどのようにして光の长さを测っているのか、光の色(赤色光、远赤色光)が植物の発芽や花成にどのような影响を与えるのか等に触れながら、植物にとって温度と光が重要な环境刺激であることを説明しました。
次に、植物が体のどこで时间を测っているのかについて、植物の叶を叶肉、维管束、表皮の部位毎に着目した最新の研究成果について言及しました。その中で、维管束の概日时计は日长刺激を感受して花成を制御し、表皮の概日时计は温度刺激を感受して细胞伸长に関与すると话し、植物の概日时计は组织を単位として独立して机能していると解説しました。远藤准教授のさまざまな研究内容や実験结果に来场者は、热心に耳を倾け兴味深く聴いていました。
讲演后は积极的な质疑応答が繰り広げられ、盛况のうちに终了しました。
讲演する远藤准教授
会场の様子