公开日
京都大学春秋講義は、京都大学における学術研究活動の中で培われてきた知的資源について、広く学内外の人々と共有を図るため、1988(昭和63)年秋から開講している公开讲座です。
今回は、メインテーマを「山を知る」として2日間にわたり、あわせて4講義を行いました。1日目の10月29日は、吉岡崇仁 フィールド科学教育研究センター教授から「「山」は「森」-「森?里?海のつながり」の物語り」、伊勢武史 フィールド科学教育研究センター准教授から「森の生態系と私たちのかかわり-地球温暖化から人のこころまで」、2日目の11月3日は、井口正人 防災研究所教授から「火の山の脅威」、小杉賢一朗 農学研究科教授から「森と水の恵みと土砂災害 -山に眠る地下水の実態と活用」とそれぞれ題した講義がありました。2日間で869名の参加があり、各講義には活発な質疑応答が行われ大いに盛り上がりました。
参加者からは、「私たちの身の回りにあるもの、环境を理解するためにいかに科学的知见や分析が有用であるか具体的で分かりやすく伝えていただけ良かった」、「フィールドの中での研究の魅力をしっかりと伝えていただけた」、「火山が喷火した时にどういう风に火山とつきあったらいいか、火山喷火や火山灾害のことについて详しくわかった」、「岩の中に水を贮えていることに兴味が引かれた」などの感想が寄せられました。
左から、讲义する吉冈教授、伊势准教授、井口教授、小杉教授
会场の様子
関连リンク
京都大学オープンコースウェアにて讲演映像を公开しています。
- 「山」は「森」-「森?里?海のつながり」の物語り(吉岡崇仁 教授)
- 森の生態系と私たちのかかわり-地球温暖化から人のこころまで(伊勢武史 准教授)
- 火の山の脅威(井口正人 教授)