「平成26年度 大学間学生交流協定による短期留学プログラム(通称:東アジア超短期留学プログラム)」の一環として、韓国?延世大学校スプリングスクールを開催しました。このスプリングスクールは、本学の協定校である延世大学校の協力の下で行われる、韓国語講座、文化体験、学生交流を重視した3週間のプログラムです。延世大学校の支援により全員学費免除、寮費免除で行われ、各参加者には延世大学校学生がバディとしてつき、交流を深めました。多数の応募者の中から選抜された15名の学生が参加しました。
韩国语の授业では、世界随一の韩国语学习机関である延世大学校韩国语学堂において、参加者のレベルに応じたクラスに入り、世界各地からの留学生とともに学びました。本学生はそれぞれが热心に取り组み、运用能力向上など成果をあげました。また、ソウルの市街ツアー、韩国料理、テコンドーなどの文化体験活动が提供されました。
さらに、多くの延世大学生の参加を得て、両大学学生によるプレゼンテーションと討論を軸とした合同学生交流セミナーを行いました。延世大学校教員のTomoko SETO Underwood International College教授、Henry Em 同教授の司会で、英語、日本語、韓国語を交えて活発な議論が行われました。本学生は渡航前から、本学在籍留学生の助けを得て、韓国語によるプレゼンテーションを準備し、当日は全員が韓国語で発表を行いました。また、今回は延世大学校学生から「Minorities in Japan, Images of "Sengo戦後"」について本学生に対するインタビューも行われました。
今回の経験を各参加者が今後に生かし、より本格的な国际交流活動へと発展させることが期待されます。
参加学生の报告
延世大学校スプリングスクール 副班長
工学部叁回生
西山 雄大
報告会実施日: 2015年3月27日(金曜日)
今回の派遣における大学での授业とソウルでの生活について报告します。
授业は言语研究院の韩国语学堂で行われます。ここに世界各国から学生が集まり、独自の教材のもと韩国语を学习します。授业はすべて韩国语で行われ、常に耳を倾ける必要がありました。授业内容は多面的で、総合的な韩国语运用能力が身に付くよう构成されています。実际、席を并べた他国の学生と韩国语でコミュニケーションができたのは、めったにない経験だったと思います。このほかテコンドー、ドラマ学习、料理実习などの文化体験が用意され、ソウルツアーでは伝统的な韩服や茶道を体験することができました。
学生セミナーでは、延世大の国际キャンパスで学ぶ学生と交流しました。お互いの大学や体験、文化について、特色ある発表が行われました。それから自らの兴味関心を持ち寄った学生と、学生生活や互いの文化について语り合いました。
キャンパスから一歩外に出れば、駅前まで延びる学生街からホテルのテレビに至るまで、全身に韩国语を浴びることになります。ソウルの冬は冻みるように寒く、异国の言叶は肌身を刺すように厳しく感じられたものです。そんな折、学友同士寄り集まって、ハングル跃る繁华街の中、入った食堂でメニューを选び、口にした料理の美味たるや。コチュの辛さに舌が惯れた顷、ソウルにも春が来ようとしていました。
ソウルでは日本の文物も多く见られ、人々の生活空间に溶け込んでいました。翻って日本はというと、韩国への文化的関心は近年とみに低下したように思われます。しかるに韩国は见るべき点のなお余りある国です。本プログラムでの体験を资本に、今后とも両国の文化交流と相互理解に与するとともに、幅広い言语运用能力とグローバルリーダーシップの研钻に努めていきたいと思います。
延世大学校正面
韩服体験
合同学生セミナーの様子
修了式
「大学间学生交流协定による短期留学プログラム(通称:东アジア短期留学プログラム)」について
本学では、本学学生が各国の大学生との交流を深め、国际性を涵养し、外国语运用能力を向上させる机会として、「大学间学生交流协定による短期留学プログラム」を、年间7プログラム実施しています。本プログラムは、本学と派遣先大学との大学间学生交流协定に基づき、原则として学费免除で行われ、派遣された本学学生は、交换留学生と同等の身分で受け入れられます。平成26年度は、「大学の世界展开力强化事业-础厂贰础狈诸国等との大学间交流形成支援-「开かれた础厂贰础狈+6」による日本再発见-厂贰狈顿を核とした国际连携人材育成」、闯础厂厂翱奨学金(重点政策枠)、「留学生受入拠点整备事业」および「京都大学若手研究者海外派遣事业 ジョン万プログラム」の支援を受けて行われました。