京都大学基金「サロントーク颈苍梅见月」を开催しました。(2015年2月20日)

公开日

そろそろ梅の见顷を迎えようというこの时季、京都大学基金「サロントーク颈苍梅见月」(梅见月とは2月の异称です。)を百周年时计台记念馆で开催しました。京都大学基金に「大学全体」?「学生支援」を目的にご支援いただいた方々に、くつろいだ雰囲気の中、本学教职员と歓谈のひとときを过ごしていただくことを目的としたもので、32名の方々にご参加いただきました。

メイン企画は、山極壽一 総長による「サル化する人間社会」と題した講演です。総長の豊富なフィールドワークに基づくゴリラ社会の実態が明かされ、人間の本性とは何か、社会とは何かまで分かりやすく解説した講演に、参加者は興味津々と聞き入りました。講演後の質疑応答でも、「たくさんの生き物の中からゴリラを研究しようと思ったきっかけが知りたい」や「ゴリラの家族の論理は日本や欧米といった異なる文化を持つ者同士にもあてはまる」といった人間の根幹に触れる話などが飛び出し、参加者の方々の関心の高さがうかがえました。

続いて、植田和弘 副学長から、在学生のプロ野球入団や、陸上競技部による41年ぶりの全日本大学駅伝出場などのトピックスに加え、学生支援、グローバル化推進、研究支援など、現在の京都大学基金の活用事例から今後の活用法について報告があり、本学卒业生が営む地元企業の協力を得て、この日のために用意された和洋菓子を味わいながら、参加者の方々は耳を傾けていました。その後、参加者の方々は山極総長や植田副学長と和やかに交歓しました。

参加者の方々からは、「山极総长の讲演をこんなに身近に闻けて嬉しい。内容もとてもおもしろかった」、「寄附が学生のために活用されていることがよくわかった」といった声が闻かれ、概ね満足いただけた様子でした。

今后も、本学と交流できる机会を设けながら、より多くの方々に京都大学基金に対してご理解、ご支援いただけるように努めていきます。

讲演する山极総长

本学と京都大学基金について绍介する植田副学长

讲演の様子

山极総长との歓谈

寄附者铭板を眺める参加者の方々