农学研究科とハワイ大学マノア校が、协定に基づく留学相谈会を共催しました。(2014年10月31日)

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Andrew Hashimoto ハワイ大学マノア校熱帯農業?人的資源学部(CTAHR)教授(前?学部長)は、京都大学農学研究科との協定に基づく学生交流を促進するため来学し、同研究科の大学院生らと相談の場を持ちました。この相談会は、Hashimoto教授からの提案を受け、農学研究科の近藤直 同教授?国际交流委員長と教務?研究推進担当の事務職員が企画し、北山兼弘 同教授の協力を得て実施に至ったものです。相談会には、農学研究科で受け入れているバングラデシュ?中国?イタリア?ケニアからの留学生を含む13名が参加しました。参加者らは、多様な立場と視点から、Hashimoto教授、北山教授、事務職員と英語で質疑応答を行いました。

北山教授は、ハワイ大学マノア校で博士号を取得し、现在でも同校研究者らと密な连携を保っていることから、自身の経験や日米の环境の违いに触れながら学生の质问に答えました。贬补蝉丑颈尘辞迟辞教授は、米オレゴン州立大学の副学长(学术担当)として留学生事业を指挥した経験もあることから、この协定に基づく学生交流に限らず、一般论としてアメリカ留学の意义についても説明しました。「研究室のプロジェクトに加わるだけでなく、ティーチング?アシスタントとして実质的な教育活动に携わることもできる。讲义そのものを担当することはないが、指导教员のサバティカル时などに数コマ任されることはあり得る」とし、教育?研究の両面で経験を积む机会であることを述べました。次に、修士?博士课程で留学することについて、「教育経験を积んでおけば、后の就职活动においてプラスとなることは间违いない。また、协定では1年を上限としているが、学位取得后にポスドクとしての雇用につながる可能性もある」とし、キャリア形成の一环としての捉え方を示しました。最后に、「颁罢础贬搁では既に12名の教员が农学研究科からの大学院生受け入れに积极的である意思表明をしている。それ以外の教员も、相谈する価値は十分にある。双方の指导教员の合意が大前提となるが、桥渡しは喜んで引き受ける」とし、改めて参加者らに検讨を呼びかけました。

ハワイ大学マノア校と京都大学は2003年、学術?学生交流協定を締結しました。ハワイ大学マノア校CTAHRと農学研究科は2014年6月、生命?食料?環境分野における連携を更に強化し、京都大学の国際戦略「2x by 2020」に寄与するため、部局間で学生交流協定を締結しました。この協定により、学位取得を目的としない、1年を上限とする大学院生の相互派遣が可能となりました。

大学院生の质问に答える(左から)事务职员、北山教授、贬补蝉丑颈尘辞迟辞教授

関连リンク

  • 農学研究科ホームページ「ハワイ大マノア校 CTAHR 前学部長、連携強化に向け農学研究科を表敬:バイオ燃料の国際共同研究を呼びかけ」(2014年4月14日)
  • 農学研究科Facebookページ「UH Manoa Prof Andrew Hashimoto Visits GSA, Fascinating a Broad Audience at Invited Talk」(2014年4月14日)
  • 京都大学の国際戦略「2x by 2020」
    http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/international/plan/