百周年時計台記念館で「京都大学アカデミックデイ2014 みんなで対話する京都大学の日」を開催しました。「京都大学アカデミックデイ」は、本学の研究者が来場者と直接対話することで、本学の研究活動をわかりやすく説明すると共に、国民の声を本学における研究活動に反映させることを一つの目的とした取り組みです。今年度は50組の研究プロジェクト、185名の研究者(大学院生含む)が参加するとともに、近隣の高校からも4組の出展が行われました。当日は晴天に恵まれ、1日で延べ487人の来場者が訪れました。
「京都大学アカデミックデイ」では、「対话」のスタイルに合わせて四つのプログラムを用意しました。研究者とじっくり対话をする「ちゃぶ台囲んで膝詰め対话(サイエンスカフェ)」や、様々な分野の研究者に触れることのできる「研究者と立ち话(ポスター/展示)」、一つのテーマに沿って皆で话し合う「お茶を片手に座谈会(トークライブ)」、そして、参加研究者がお勧めする本を绍介する「研究者の本棚(特设図书室)」です。それぞれのスタイルで、研究者と来场者が対话を楽しんでいました。
イベント閉幕後には、「京都大学アカデミックデイ賞」の発表が行われました。「京都大学アカデミック賞」は、研究者が研究活動の一環として「国民との科学?技術対話」活動に参加し、さらによりよい対話を目指すことが評価される(価値をもつ)仕組みづくりを目指して設けられました。来場者アンケートに、「本日の「ちゃぶ台囲んで膝詰め対話」と「研究者と立ち話」の中で、あなたがよかったと思うのはどの出展ですか? もしその出展になにか「賞」をプレゼントするなら、どんな名前の賞にしますか?」という質問を設け、一番コメントを多く集めた出展研究者が、今年度の「京都大学アカデミックデイ賞」の受賞者となります。
会场の様子
研究者と立ち话(ポスター/展示)
ちゃぶ台囲んで膝詰め対话(サイエンスカフェ)
お茶を片手に座谈会(トークライブ)
研究者の本棚(特设図书室)
2014年度「京都大学アカデミックデイ賞」受賞者(出展名:「トマトって、なに?」出展代表者:柴田大輔 農学研究科特任教授)
関连リンク
- 学术研究支援室