2014年「延世大学校スプリングスクール」を実施しました。(2014年3月2日~3月23日)

ターゲット
公开日


延世大学校の校舎前

「平成25年度 大学間学生交流協定による短期留学プログラム(通称:東アジア超短期留学プログラム)」の第6弾として、韓国?延世大学校スプリングスクールを開催しました。このスプリングスクールは、本学の協定校である延世大学校の協力の下、韓国語講座、文化体験、学生交流を重視した3週間のプログラムを開発し、実現したものです。今回は、延世大学校の理解と支援により全員学費免除、寮費免除の下で行われました。多数の応募者の中から選抜された15名の学生が参加しました。

韩国语の授业では、韩国有数の语学学习机関である延世大学校韩国语学堂において、参加者のレベルに応じたクラスに入り、世界各地からの留学生とともに学びました。京大生は各クラスに一人ずつ配置され、自立的、能动的な参加态度が求められる中、それぞれが热心に取り组み、成果をあげました。また、ソウルの市街ツアー、韩国料理、テコンドー、サムルノリなど、豊富な文化体験活动が提供されました。

さらに、延世大学生の参加を得て、プレゼンテーションと討論を軸とした日本紹介?学生交流セミナーを行いました。延世大学校教員(Professor Helen Lee, Underwood International College)の司会の下、活発な議論が行われ、セミナー終了後も日韓の学生たちの話は尽きませんでした。京大生は渡航前から、本学在籍中の留学生の助けを借りながら、時間をかけて韓国語によるプレゼンテーションを準備し、当日は全員が韓国語での発表をやり遂げました。

参加学生たちは、延世大学生、韩国语を学ぶ世界の留学生、延世大学校の教员や职员の方々、そして韩国の様々な场所で多くの人々と出会い、交流を深めました。今回得た経験を各参加者が今后に生かし、発展させることが期待されます。

参加学生の报告

延世大学校スプリングスクール班长
農学部 3年 藤井温子

今回の派遣について、延世大学校での授业や活动と、それ以外の経験に分けて报告させていただきます。

延世大学校语学堂での授业は韩国语学习の大きな助けになりました。ほぼ毎日韩国语の环境に身を置くことができたこと、韩国语教育の専门家の先生からしっかり学ぶことが出来たことが非常に役に立ちました。また、ペアワークも多かったため、他国から来た韩国语学习者とのコミュニケーションを通して、韩国だけでなく他の国の事情についても少し知ることができたと思います。また、授业の他にも韩国料理体験、テコンドー体験等の学校行事も多く準备していただき、非常に充実した毎日を送ることが出来ました。

学校での活动以外に、滞在中に色々な场所を巡るが出来ました。観光や买い物などももちろん楽しむことができましたが、特に印象に残っているのは军事境界线付近の共同警备区域(闯厂础)と西大门刑务所歴史馆です。

闯厂础では、军事境界线を见ることで韩国と北朝鲜は本当にまだ休戦状态であることを认识することができました。军事境界线を隔てて向かい合う板门店の紧张感や、若者が军人として働く姿が大変强く印象に残りました。西大门刑务所歴史馆では、日本帝国主义时代の独立运动家たちが収容された施设を见ることができました。展示や説明、そして访れる人々を见ながら日本と韩国での歴史认识および歴史教育の违いについてもっと知りたいと感じました。

このように、韩国语の勉强はもちろん、他にも日顷なかなかできない経験をすることができて大変贵重な3週间であったと感じています。この経験を活かして、これからも韩国语の学习や异文化の理解に取り组みたいと思いました。


韩国の伝统音楽「サムルノリ」体験

日本绍介セミナーにて现地学生とのディスカッション
ソウル市内観光

※「大学间学生交流协定による短期留学プログラム(通称:东アジア短期留学プログラム)」について

本学では、本学学生が各国の大学生との交流を深め、国際性を涵養し、外国語運用能力を向上させる機会として、「大学間学生交流協定による短期留学プログラム」を、年間7プログラム実施しています。本プログラムは、本学と派遣先大学との大学間学生交流協定に基づき、原則として学費免除で行われ、派遣された本学学生は、交換留学生と同等の身分で受け入れられます。平成25年度は、「大学の世界展開力強化事業-ASEAN諸国等との大学間交流形成支援-「開かれたASEAN+6」による日本再発見-SENDを核とした国際連携人材育成」、海外留学支援制度(短期派遣)(重点政策枠)JASSO奨学金および「京都大学若手人材海外派遣事業 ジョン万プログラム」の支援を受けて行われています。

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