弾性圧迫グローブ?ストッキングを用いた圧迫疗法による化学疗法诱発性末梢神経障害発症軽减の临床研究を开始します

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 戸井雅和 医学研究科教授、川口展子 医学部附属病院特定病院助教、露木茂 大阪赤十字病院乳腺外科主任部長らの研究グループは、タキサン系抗がん剤投与後の副作用で患者の生活にダメージを与えている化学療法誘発性末梢神経障害(Chemotherapy-Induced Peripheral Neuropathy: CIPN)の予防?軽減を目的とした乳がん患者に対する臨床研究を開始します。

 颁滨笔狈は、有効性の高いタキサン系や白金製剤などの抗がん剤投与后、半数以上の患者においてみられる手や足のしびれと表现される副作用です。歩けない、箸が持てない、びりびり痛むなど、日常生活に影响する中等度以上の强いしびれ(末梢神経障害)を生じる患者も一部おり、治疗を中断せざるを得ない场合や、がんは治っても一生涯しびれが残る场合があることが大きな问题となっています。

 露木主任部长らは、2016年に、抗がん剤投与の前后に手术用手袋で手を圧迫することで颁滨笔狈が大幅に軽减されることを见出しており、今回、手足のサイズに対応した反復使用可能な弾性圧迫グローブ?ストッキングを开発しました。その有効性と安全性を确认すべく、全国12施设が参加のうえ、多施设共同観察研究を开始することになりました。

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弾性圧迫グローブ(左)弾性圧迫ストッキング(右)

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