公开日
数理解析研究所は、稲盛財団との共催で、柏原正樹 名誉教授?数理解析研究所特任教授の京都賞受賞(基礎科学部門)を記念したワークショップを開催しました。
柏原教授は、D加群の理論を確立し、代数解析学の構築に決定的な役割を果たしたことが評価され、「現代数学諸分野への多大な貢献: D加群の理論の基礎からの展開」として第34回(2018)京都賞(基礎科学部門)を受賞しました。本ワークショップは「代数解析学の展望」をテーマに行われ、国内外から100名以上の研究者が参加しました。
ワークショップは山田道夫 数理解析研究所長の挨拶に始まり、河合隆裕 名誉教授による受賞者紹介の後、柏原教授が?箙ヘッケ環、量子座標環と局所化?と題した基調講演を行いました。受賞者自らが解説する最新の研究内容に、参加者は熱心に聞き入っていました。
続いて、同研究領域における世界的研究者のピエール?シャピラ ソルボンヌ大学名誉教授、斎藤毅 東京大学数理科学研究科教授、ベルナール?ルクラーク カーン?ノルマンディー大学ニコラ?オレーム数学研究所教授、荒川知幸 数理解析研究所教授がそれぞれの研究に関する講演を行いました。関連する分野の研究者が多く集い、代数解析学分野のますますの発展が期待される充実したワークショップとなりました。
开会の挨拶をする山田所长
柏原教授による基调讲演
左から、讲演を行うシャピラ教授、斎藤教授、ルクラーク教授、荒川教授
会场の様子
関连部局