本学が提案した构成的ヒト生物学研究拠点(础厂贬叠颈)が世界トップレベル研究拠点プログラム(奥笔滨)に採択されました。(2018年10月9日)

公开日

※1を追记、関连リンクを追加しました。(2019年6月21日)

本学が提案した构成的ヒト生物学研究拠点(ASHBi:Institute for Advanced Synthesis of Human Biology ※1 )が、平成30年度世界トップレベル研究拠点プログラム( 奥笔滨: World Premier International Research Center Initiative ※2 )に新规採択されました。

ASHBiでは、多分野(生命?数理?人文科学)を融合することで、ヒトの設計原理とその破綻による病態発症機構を究明する新しい研究領域 “構成的ヒト生物学” を創成し、ヒト社会の健全で着実な進歩を支える礎を築きたいと考えています。 ASHBiは、本学では平成19年度に採択された物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)に続く2番目のWPI拠点となります。

※1
「ヒト生物学高等研究拠点(ASHBi:Institute for the Advanced Study of Human Biology)」に名称変更(2018年10月30日)
※2
世界トップレベルの研究拠点を、従来の発想にとらわれることなく构筑し、世界の头脳が集い、优れた研究成果を生み出すとともに、优秀な人材を育む「场」を我が国に作っていくために、平成19年度から文部科学省の事业として开始された。高いレベルの研究者を中核とした世界トップレベルの研究拠点の形成を目指す构想に対して政府が集中的な支援を行うことにより、システム改革の导入等の自主的な取り组みを促し、世界から第一线の研究者が集まる、优れた研究环境と高い研究水準を夸る「目に见える拠点」の形成を目指す。

础厂贬叠颈の构想概要

拠点构想名

构成的ヒト生物学研究拠点

拠点长候补者

斎藤 通紀

拠点构想の概要

ヒトの设计原理の解明は、生命科学における根源的な课题であり、医学の発展と社会の福祉に直结する。これまで汎用されてきたモデル生物から得られた知见は、ヒトとの种差が主な原因となり、ヒト(例えば医疗)への応用が困难なことが多く、「生物としてのヒト」をより直接理解することは焦眉の课题である。
构成的ヒト生物学研究拠点は、多分野(生命?数理?人文科学)を融合した学際的な方法論を駆使し、ヒトの設計原理とその破綻による病態発症機構を究明する新しい研究領域 “構成的ヒト生物学” を創成する。具体的には、ヒト及びマカクザルを中心とする非ヒト科霊長類を主な研究対象とし、ヒト生物学基幹領域の集学的な研究を基盤に、「多階層ゲノム情報の新規数理解析による種差表出原理の解明」、「遺伝子改変カニクイザルによる難病モデルの確立」、「鍵となるヒト細胞?組織の再構成系の確立」、「ヒト生物学研究における新しい生命倫理?哲学の創成」を実現する。
构成的ヒト生物学は、ヒトの本质を明示するとともに、难病を含む様々な病态の発症机序を解明?その治疗法を开発する基盘を提示し、ヒト社会の健全で着実な进歩を支える础となる。

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