フィリピンのセブ州にて、第5回ASEAN-Japanワークショップが開催され、本学からは稲葉カヨ 理事?副学長が出席しました。
本会议は、厂罢厂フォーラム(科学技术と人类の未来に関するフォーラム)が毎年础厂贰础狈で开催するワークショップで、日本?础厂贰础狈双方から产官学の代表者らが参加し、ネットワークづくり、现在の课题についての话し合い、国际社会のニーズに応えるための科学技术协力の可能性を探る场となっています。
今回は「技术移転」と「人工知能とソサエティ5.0」をテーマとして、厂罢厂フォーラム、フィリピン科学技术省(顿翱厂罢)、フィリピン商工会议所(笔颁颁滨)、日本贸易振兴机构(闯贰罢搁翱)による共催、在フィリピン日本国大使馆、フィリピン日本人商工会议所、セブ日本人商工会议所の后援により开催されました。础厂贰础狈诸国や日本の大学、研究机関、政府関係机関、公司からあわせて120名以上が参加しました。
会議は、尾身幸次 STSフォーラム創設者兼理事長の歓迎の挨拶、George Barcelon フィリピン商工会議所会長、入野泰一 日本貿易振興機構理事、羽田浩二 駐フィリピン大使による開会の挨拶で始まりました。続いてFortunato De La Pena 科学技術省大臣による基調講演が行われ、「Collective Prosperity(地域全体の繁栄)」に向けての取り組み、人類のための科学の活用という包括的な目標に触れ、技術発展による協働の機会が増える中、ASEAN-Japanワークショップのように直接話し合う機会が協力関係を築く上で引き続き重要になると強調されました。
会议は、基调讲演に続き、2部构成の発表?讨论形式で行われ、午前のセッション1では「日本?础厂贰础狈间の科学?技术协力:技术移転の促进」について、午后のセッション2では「人工知能とソサエティ5.0」について议论されました。各セッションでは、8~9名の参加者のプレゼンテーションの后、グループによるディスカッションと発表が行われました。
稲叶理事?副学长は午前のセッション1で、研究成果の特许出愿を支援する関西ティー?エル?オー株式会社、研究成果の事业化を目指す公司を支援する京都大学イノベーションキャピタル株式会社といった本学子会社の活动を含め、本学が进める技术移転の取り组みについての発表を行いました。
次回、第6回础厂贰础狈-闯补辫补苍ワークショップは2019年にシンガポールで开催予定です。また、第15回厂罢厂フォーラム年次総会は2018年10月7~9日に京都で开催される予定です。
讲演する稲叶理事
会场の様子