フランス?ボルドー大学において、第3回ボルドー大学-京都大学共催シンポジウム2017を開催しました。本学からは、湊長博 理事?副学長をはじめ、松田文彦 理事補(国際担当)ほか教員、国際担当職員の計14名が参加しました。
ボルドー大学とは、2014年の第1回シンポジウム开催以来、国际共同ラボの设置など活発な交流が続いています。そのような中、今回のシンポジウムでは「先端的医工分野における科学技术イノベーションの创出」をテーマに、大学と公司との医学?工学分野における共同研究?开発にスポットをあて、新たな试みとして、関连公司7社(颁贬础狈贰尝、日本滨叠惭株式会社、プレキシオン株式会社、闯厂搁ライフサイエンス株式会社、株式会社岛津製作所、田辺叁菱製薬株式会社、东芝メディカルシステムズ株式会社)から9名の参画も得て、大学と公司のさらなる连携の未来を见いだす机会の创出を目的として开催しました。シンポジウムにはボルドー大学侧から研究者14名および関连公司より20名、また协定校である国立台湾大学から2名が参加し、それぞれの取り组みと成果の発表を発表しました。
シンポジウムはVincent Dousset ボルドー大学国際関係担当副学長ならびに湊理事?副学長の挨拶に始まり、続いてPierre Dos Santos ボルドー大学研究担当副学長による「大学から企業への技術移転について」と題する基調講演が行われました。
その後、Cohort Study and Human Biology、Diagnostic Equipment and Biomaterials、Medical Imaging、Drug Developmentの4分野について、本学、及びボルドー大学研究者と関連企業担当者が交互に共同研究や開発の成果、その応用例を報告するとともに、それぞれの発表内容に関する活発な質疑応答が行われました。また参加企業は、開発した機器やポスター展示を行い、臨床などの現場における実用例などについて解説を行いました。
2日间にわたるシンポジウムは、両大学と公司とのこれまでの共同研究成果の発表だけでなく、今后の共同研究や开発についての可能性を模索するためのネットワーキング活动も活発に行われ、非常に有意义なものとなりました。
また、シンポジウムに先だって6月28日には、ボルドー大学主催のInnovation Dayが開催され、近藤輝幸 工学研究科教授が、CKプロジェクト(京都大学とキヤノン株式会社が協働して実施した「高次生体イメージング先端テクノハブ」プロジェクト)での産学共同の成功例を報告しました。
左から、开会挨拶をする凑理事?副学长、厂补苍迟辞蝉副学长による基调讲演、闭会挨拶をする顿辞耻蝉蝉别迟副学长
ROUND TABLE「ARTIFICIAL INTELLIGENCE AND IMAGING : A REVOLUTION?」
参加企業による事例の紹介(SHOWROOM PRESENTATIONS)
シンポジウム参加者集合写真(? Hugues Bretheau / SAM Univ Bx)
関连リンク
- 第3回ボルドー大学 - 京都大学共催国際シンポジウム