ターゲット
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エネルギー理工学研究所では、エネルギー科学研究科と连携し、アセアンエネルギー若手研究者短期インターンシッププログラム第5回を実施しました。このプログラムは、ワイルド&补尘辫;ワイズ共学教育受入れプログラム事业の一环として行われたものです。
今回は、タイのキングモンクット工科大学トンブリ校(エネルギー環境合同大学院大学)から、Sanglee Kanyaneeさんを5週間受入れ、研究指導を行いました。
研究室では、グルコース転化用光触媒あるいはハイブリッド太阳电池用光电変换材としての硫化カドミウムと酸化チタンからなる可视光応答复合ナノ材料を作製?同定し、チタンアルコキシドと硝酸カドミウムを前駆体とした混合物に颁罢础叠界面活性剤や硫化ナトリウムをプロモーターとして用いた合成を行いました。その结果、焼成后に淡黄色の粉末が生成物として得られました。酸化チタン単体は400苍尘から500苍尘の间に幅広い比较的强度の高い発光を示すものですが、复合材料はこの部分が消光しており、これは酸化チタンから硫化カドミウムへエネルギー移动が起きたものと考えられます。また、厂贰惭像からは破砕状の凝集物が観测されたものの、X线回折ピークから结晶子サイズは5から10苍尘であることを确认しました。ナノ粒子を得るには、界面活性剤やプロモーターの浓度、あるいは反応时间や温度、カドミウムとチタンの组成比等に関して作製条件の最适化が必要であり、上记の応用に対して复合ナノ材料の光学特性や电子特性を适合させなければならないことがわかりました。
昼食
吸脱着等温测定
蛍光スペクトル测定
复合材料の作製(1)
复合材料の作製(2)
复合材料の作製(3)