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連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」のシリーズ23は、「人工知能と人間社会」をテーマに東京オフィスで開催しました。
シリーズ23の第4回は、「AIブームは本物か? -米国の場合、日本の場合-」と題し、林晋 文学研究科教授が講演を行いました。
林教授は、米国での人工知能(础滨)ブームについて、その利用方法等を日本の场合と比较しながら话しました。具体的には、自身のこれまでの研究と2016年3月に访问した米国での础滨スタートアップや経済学者へのインタビュー调査内容を交え、米国での础滨を利用した产业や础滨の技术强化により雇用がどう変化するのか等をさまざまな视点から解説しました。特に、础滨をめぐるイノベーションの捉え方において、米国で浸透している「既存の技术として础滨を使って、现実社会を変えていく」という认识が日本ではほとんどなく、「素晴らしい技术を世界で最初に见つける」ことを重视する倾向があると説明しました。この点が米国と大いに异なる内容であり、両国の础滨ブームの违いの理由の一つであると言及しました。林教授のさまざまな意见や考え方に来场者は热心に耳を倾けて兴味深く聴いていました。
讲演する林教授
会场の様子