医学部附属病院が母体胎児集中治疗室(惭贵滨颁鲍)を开设しました。(2016年6月1日)

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医学部附属病院は、北病棟2階 産科分娩部内に母体胎児集中治療室(MFICU)を開設しました。MFICUは新生児集中治療室(NICU)と同じフロアに設置され、専属の産科医師と助産師らが診療にあたります。また大学病院のメリットを最大限に生かし、必要に応じて他の診療科(内科?救急科?脳神経外科など)とも緊密に連携し、高度な周産期医療を提供します。

妊娠?出产は女性(母体)と赤ちゃん(胎児)にとっての一大イベントです。多くの妊妇さんは问题のない妊娠?分娩経过をたどりますが、时として母体?胎児が命の危険にさらされることもあります。たとえば、妊娠高血圧症候群、切迫早产、子宫内胎児発育不全、多胎妊娠、重篤な合併症(免疫胶原病や糖尿病など)をもった妊娠、あるいは产后出血などでは、母体と胎児の両者について、24时间体制の厳重な集中治疗が必要となります。

医学部附属病院ではこれまで、产妇人科外来通院中の妊妇さんはもちろんのこと、京都府下および他県から、重症の妊妇さん、产褥期の患者さんを「母体搬送」として产科分娩部で受け入れてきました(グラフ参照)。受け入れ件数はこの10年で2倍以上に増加してきています。このたび惭贵滨颁鲍を开设してさらに充実した诊疗体制を确立し、「母体搬送の全例応需」という原则のもと、地域の周产期医疗に贡献していきます。

母体搬送受け入れ数の変化

母体胎児集中治疗室(惭贵滨颁鲍)の设备について

専属のスタッフステーションと専従医师の常驻

惭贵滨颁鲍の个室6床の中心には専属のスタッフステーションが设置され、重症妊产妇に対する経験豊かな助产师(患者3名に対し1名)および専従の医师が勤务します。このように病室からきわめて近い场所に医师および助产师が常驻することで、患者さんを24时间集中的に诊疗し、急変时にも迅速に対応することが可能となるよう工夫されています。

広い个室6床

惭贵滨颁鲍は、いずれも1室あたり17~19尘 2 (施设基準15尘 2 )と非常に広い床面积を确保して、患者さんのストレスを减らせるよう配虑しています。また重症妊产妇さんあるいは产褥妇さんに対しては、频回の胎児心拍数モニター、母体バイタルサインモニター(血圧?脉拍など)、あるいは超音波(エコー)検査を含む诊察が必要となってきますが、広い个室では医疗机器を入れやすく、ベッドサイドで直接、スムーズに诊疗にあたることができるようになっています。

惭贵滨颁鲍ナースステーション

惭贵滨颁鲍个室

関连部局