「短期厂贰狈顿プログラム」の一环として、本学から7名の学生が、チュラーロンコーン大学スプリングスクールに参加しました。2週间の派遣で、タイ语?タイ文化についての讲义を受讲するとともに、タイ人学生との日本语?日本文化についての相互学习(共同発表)も行いました。また、実地研修(アユタヤ、エメラルド寺院)を行い、タイの歴史や文化に関する认识を深めました。2週间の研修を通じて、タイの文化を理解することはもちろんのこと、日本语?日本文化を学び合うことにより、违う角度から自国の文化を见つめ直し、再発见する机会を得ることができました。现地で得た経験や文化に対する理解をさらに発展させ、またチュラーロンコーン大学の学生たちとの信頼関係を今后一层深めていくことが期待されます。
参加学生の报告
チュラーロンコーン大学スプリングスクール 班長
丹羽功貴 文学部3回生
(報告会実施日: 2016年3月24日(木曜日))
今回の研修では主に基础的なタイ语の学习を行いました。タイ语讲座で学んだ多くの表现は、タイで生活している中で频繁に使用するものばかりで、滞在中に何度も実践することができました。また、チュラーロンコーン大学の学生からも日々の交流の中で発音の指导を受けたり、便利な表现を教えていただいたりしたので、実りあるタイ语学习となりました。
また、プログラムにはアユタヤやエメラルド寺院への実地见学も含まれていました。それぞれの见学には、チュラーロンコーン大学の学生が同行?案内してくださり、遗跡や寺院に関して详しく説明していただきました。彼女たちのおかげで、自分たちだけで行く以上に多くのことを学ぶことができました。
さらに日々のタイ语学习やフィールドトリップに加えて、タイと日本の文化交流の一环として、チュラーロンコーン大学の学生とともに両国の文化に関する合同発表会を行うプロジェクトがありました。タイ人学生とグループになり、合同発表会の準备をする中で彼女たちと多くのディスカッションを実施することができました。我々のグループの発表テーマは「タイ人と日本人のドラマにおける嗜好の违い」でしたが、それぞれの国のドラマの违いについて意见を交换する中で、タイ人学生からタイ社会の実态について闻くことができました。タイ社会の赁金格差の问题や、タイで生活する移民の问题など、その内容はさまざまであり、またそれらの问题に対するタイ人学生の意见や社会の反応についても伺うことができ、自分自身、タイ社会に対して强い问题意识を抱くことができました。
2週间という短い期间でしたが、多くのタイ人学生と交流し、タイ文化にも触れることができ、非常に充実した研修となりました。私は现在、社会学を学んでおりますがタイの社会を目の当たりにすることで、タイ社会に対する问题意识も强まり、自身の学术的な関心を深めることができました。
合同発表会におけるプレゼンテーション
アユタヤでの実地见学
タイ料理についての学内研修および実习
修了式终了后、文学部旧馆での记念撮影
短期SEND(Student Exchange - Nippon Discovery)プログラムについて
厂贰狈顿プログラムとは、日本と础厂贰础狈を始めとする世界各地との架け桥となるエキスパート人材の育成を目指す事业です。派遣学生は现地の言语や文化を学习するとともに、日本语指导支援や日本文化の绍介活动を行います。これらの活动を通じて、海外の学生に日本への関心を强めてもらうと同时に、世界に雄飞する日本として夸れる人材の育成を目指し、次世代における相互の信頼感を醸成することを主たる目的としています。
2015年度は、「大学の世界展開力強化事業 -ASEAN諸国等との大学間交流形成支援- 「開かれたASEAN+6」による日本再発見 -SENDを核とした国際連携人材育成」およびJASSO奨学金(重点政策枠)の支援を受けて行っています。