「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ20「「コミュニケーション」を考える」第2回を開催しました。(2016年1月20日)

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連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」のシリーズ20「「コミュニケーション」を考える」第2回を東京オフィスで開催しました。

「コミュニケーション」をテーマにしたシリーズ20の第2回は、「民意の読み書き能力」と題し、佐藤卓己 教育学研究科教授が講演を行いました。

佐藤教授は、安保関连法案をめぐり注目が高まった「民意」、「世论」について话しました。新闻记事を例に挙げながら、「民意」や「世论」が内阁支持率を论拠として报道されることの危うい面やその理由、各纸の见出しや调査の设问の比较などさまざまな视点から语りました。さらに、「舆论(よろん)」と「世论(せろん)」の持つ异なる意味と、その区别が希薄な现状について説明し、それらを识别する民意のリテラシー、つまり、责任ある「意见」なのか、无责任な「空気」なのかを、自ら问う复眼的な思考が必要であると话しました。佐藤教授の讲演に、来场者は热心に耳を倾け、讲演后には质疑応答が行われました。

讲演する佐藤教授

会场の様子