京都大学発ベンチャー创生のための150亿円のファンド出资について(2015年12月9日)

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公开日

本学は、京都大学イノベーションキャピタル株式会社(以下、「京大颈颁补辫」)を无限责任组合员とするベンチャーファンドへ150亿円を出资することを决定しました。

京大颈颁补辫は本学が100%出资し设立したベンチャーキャピタルで、2015年10月6日、文部科学省?経済产业省により同社の特定研究成果活用支援事业计画が认定され、また11月25日、本学が文部科学省による国立大学法人等が行う出资の认可を得たこと受け、2016年1月に投资业务を开始する予定です。

ファンドの名称 イノベーション京都2016投资事业有限责任组合
无限责任组合员 京都大学イノベーションキャピタル株式会社
存続期间 设立の翌日から15年间
出资コミットメント総额 150亿円以上

京都大学方式

民間ベンチャーキャピタルの一般的なファンド運用期間が10年間であるのに対し、「イノベーション京都2016投资事业有限责任组合」の運用期間は15年です。基礎研究に厚みのある本学の研究成果は、実用化までに長い時間を要するものも多く、15年間のファンド運用によりイノベーションとなり得る基盤技術の育成を目指すためです。

また本学では、公募により选定された民间の运用事业者が本学に関连するベンチャー公司の育成を目的に设立するファンドを「京大认定ファンド」として位置づけ、大学で生まれた研究成果等を积极的に社会に还元する取り组みを行っています。

京大颈颁补辫は公的资金を、京大认定ファンドは民间资金を、それぞれ运用し、本学を中心として京大颈颁补辫、京大认定ファンドが协调?补完して京大発ベンチャーを育成するエコシステムを目指します。

ファンドの投资対象

京大颈颁补辫は、投资対象を以下のように定め、业种を限定せず幅広い学问分野の「京都大学の知」に対し、投资を行う予定です。

  • 本学の研究者による研究成果等の事业化を目指す(未上场)公司
  • これから新设する公司(起业前の资金支援は不可)、既に设立済の公司、共同研究公司からのスピンオフ公司
  • 支援決定を行ってから5年から10年程度で事業化が見込まれ、かつファンドの存続期间内にM&A?IPO等により京大iCapが保有する株式等を売却することで資金を回収できる蓋然性が高い企業

本学では今后、产官学连携本部を中心に、京大颈颁补辫や学内外机関との连携を深め、世界最高水準の独创的な研究开発を支援し、その成果を新产业の创生や社会的価値の创出につなげる取り组みを行っていきます。

関连部局