玉城嘉十郎先生は京都大学理学部において理论物理学を讲じられ、在职中53歳の若さでご他界されましたが、ご他界后30年に当たり、先生のご意志に基づいて、ご遗族より奨学のために多额のご寄附をいただき、先生を记念して毎年公开の学术讲演会を开催しています。第1回は1969年秋、以后54年、回を重ねること今回で62回に达しました。テーマは必ずしも既存の専门にとらわれず、明日の学问への展望をひらくものをと心がけて选ばれています。
この玉城记念讲演会は、専门の研究者だけでなく学生の参加も多く、少数ながら热心な一般聴众の方々にも好评を博しています。
基本情报
开催地
- 吉田キャンパス
北部総合教育研究棟 益川ホール(北部构内マップ[13])
- オンライン配信はありません。现地开催のみですのでご注意ください。
対象
- 在学生の方
- 一般?地域の方
大学生(学部生?大学院生)、教员、一般の方
参加费
无料
イベント内容
テーマ
「数理物理から导かれる新しい几何学」
讲演者、演题
「量子コホモロジーの几何学」入谷寛&苍产蝉辫;理学研究科教授
物理の超弦理论ではこの世の中の物质は长さはあるが太さはない「ひも」からできているとされています。その中でも闭じた「ひも」の研究から量子コホモロジーという概念が生まれ、数学でも研究されるようになりました。
讲演者は数学の立场から量子コホモロジーを研究しています。これは大雑把には、与えられた空间(シンプレクティック多様体)のなかの闭じた「ひも」からなる「ループ空间」と呼ばれる无限次元空间のコホモロジーと理解することができます。ただし量子コホモロジーの数学的な定义には无限次元空间は必ずしも必要はなく、有限次元の定义が可能です。量子コホモロジーは微分方程式と深い関係があり、またミラー対称性と呼ばれる不思议な双対性を通じて复素几何学とも関係しています。讲演では量子コホモロジーから无限次元の几何学がどのように垣间见えるかについて绍介します。
讲演者は数学の立场から量子コホモロジーを研究しています。これは大雑把には、与えられた空间(シンプレクティック多様体)のなかの闭じた「ひも」からなる「ループ空间」と呼ばれる无限次元空间のコホモロジーと理解することができます。ただし量子コホモロジーの数学的な定义には无限次元空间は必ずしも必要はなく、有限次元の定义が可能です。量子コホモロジーは微分方程式と深い関係があり、またミラー対称性と呼ばれる不思议な双対性を通じて复素几何学とも関係しています。讲演では量子コホモロジーから无限次元の几何学がどのように垣间见えるかについて绍介します。
「ゲージ理论と非可换ホッジ理论」望月拓郎&苍产蝉辫;数理解析研究所教授
几何学は物理学からさまざまな恩恵を受けてきました。例えば、物理学的な背景をもつ方程式の研究が几何学的に豊かな世界の発见につながってきました。そのような方程式の一つとしてヒッチン方程式が挙げられます。ヒッチン方程式は、ゲージ理论で重要な自己双対方程式を简単化したものとして1980年代に导入されました。物理よりも、むしろ几何学的に面白い方程式で、空间の位相的な构造を调べる上で重要な基本群の表现やそのモジュライが持つ兴味深い构造が、ヒッチン方程式の研究によって见出されました。そのような构造に基づく研究が非可换ホッジ理论と総称されています。非可换ホッジ理论は、ミラー対称性やツイスター理论にも刺激を受けながら発展し、数论や代数解析学といった分野にまでその影响がおよんでいます。また、自己双対方程式の别の简単化として得られるボゴモルニー方程式についても非可换ホッジ理论的な対応が得られています。この讲演では、このような研究の一端について绍介します。
お问い合わせ
理学研究科 SACRA 広報?社会连携部門
贵补虫:075-753-9410
贰-尘补颈濒:尘补颈濒*肠谤.蝉肠颈.办测辞迟辞-耻.补肠.箩辫(*を蔼に変えてください)
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