学術情報メディアセンターセミナー「教育データ分析アプローチの実際 -トップダウンとボトムアップ-」

开催日
2017年12月19日 火曜日
时间
16时30分~18时00分
要申し込み
不要
公开日
 学术情报メディアセンターでは、各分野でご活跃の讲师を招き、それぞれの研究开発活动の内容や现在抱えている课题について绍介いただき、参加者を含めて広く议论を行う机会として、月例セミナーを开催しています。

 今回の学術情報メディアセンターセミナーでは、大枝真一 木更津工業高等専門学校情報工学科准教授、島田敬士 九州大学システム情報科学研究院准教授、山田恒夫 放送大学教養学部教授?一般社団法人日本IMS協会理事に講演していただきます。学内外を問わず多数の方の参加をお待ちしています。

基本情报

开催地
  • 吉田キャンパス
学術情報メディアセンター南館 2階 202マルチメディア講義室
吉田南构内マップ[93]
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_ys.html
対象
  • 在学生の方
  • 一般?地域の方
教职员、学生、一般の方

イベント内容

16时30分~17时00分

讲演者

大枝 真一(木更津工業高等専門学校情報工学科 准教授)

讲演题目

「教育データマイニングによる试験结果からの潜在的スキル构造の抽出」

讲演概要

近年、実用的なITS(Intelligent Tutoring Systems)や、LMS(Learning Management Systems)が普及し、教育現場でeラーニングが活用されています。ITSやLMSによって、学生の試験結果や学習過程のログデータを保存することが容易になりました。EDM(Educational Data Mining)では、これら膨大な教育関連のデータから、いかにして意味のある情報を抜き出すかが焦点となる研究分野であり、BigData研究の発展に伴って近年急速に注目されています。
教育机関では、讲义后に学生がスキルを修得したことを确认するために试験を行います。スキルが适切に含まれた试験问题が作成されたならば、スキルの修得状况が学生の得点として反映されます。では、逆に、滨罢厂や尝惭厂のデータベースに蓄积された膨大な试験结果データから潜在的スキル构造を抽出することはできないでしょうか。本讲演では、试験结果と学习过程のログデータから、知识を修得するために必要な潜在的スキル构造を抽出する手法について绍介します。

17时00分~17时30分

讲演者

島田 敬士(九州大学システム情報科学研究院 准教授)

讲演题目

「リアルタイム学习分析に基づく讲义支援」

讲演概要

九州大学では2014年度より教育ビッグデータを利用した学习分析の研究を进めています。学习管理システムやデジタル教科书システムからは日々22万件を超える学习ログが蓄积され、それらの分析を通して教育改善や学习改善に取り组んでいます。本讲演では、これまでの学习分析に関する成果に加え、最新の取り组みであるリアルタイム処理に基づく讲义支援について绍介します。

17时30分~18时00分

讲演者

山田 恒夫(放送大学教養学部 教授?一般社団法人日本IMS協会 理事)

讲演题目

「学习解析と教育情报ビッグデータ:滨惭厂技术标準」

讲演概要

北米に本拠を置くIMS Global Learning Consortiumは、e-LearningやICT教育利用のための技術標準を提案する国際標準化団体です。この数年EDUCAUSEとともに、サイロ化しがちな教育情報システムを連携させたエコシステム、「次世代電子学習基盤」(Next Generation Digital Learning Environments, NGDLE、「LMSの次」)の検討を行っています。
教育情報システムは、学習管理システム(LMS)を中心とする、(学習者の)学習活動の制御と記録を目的とする学習過程マネジメント型システムと、eポートフォリオシステムや学務(教務、校務)システムなど、個人の学習成果や学習履歴を記録?保存する学習履歴ストア型システムに大別されます。それぞれのシステムに保存されるデータセット(ログ)は技術的には大差はありませんが、「パーソナルデータ」である学習成果や学習履歴については、運用上特別な配慮が必要とされます。だれが何の目的でどのデータにアクセス?分析でき、その分析結果をだれがどのように利用できるのか、コミュニティやステークホルダーで合意を形成しておく必要があります(合意形成過程のアウトカムは学習解析(LA)ポリシーなど)。本講演では、学習解析と教育情報ビッグデータに関わるIMS技術標準として、Caliper AnalyticsとOne Rosterの現状を説明するとともに、その実践例について紹介します。

备考

お身体の不自由な方はエレベーターをご利用いただけますので、事务室にお申し付けください。
お问い合わせ
学術情報メディアセンター 上田 浩
Tel : 075-753-9051
E-mail: uep*media.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)