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京都大学メールマガジン Vol.6
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目次:
◆出張報告2件 尾池和夫
◆おすすめサイト
◆入试
◆トピックス
◆ニュースリリース
◆イベントのお知らせ
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◆出张报告2件 尾池和夫
この1か月の间に、东京へ3回、上海と和歌山に各1回旅行した。それらの中で上海と和歌山への旅の様子をご绍介したい。
(1)復旦大学での日中学长フォーラム
上海の復旦大学に27の大学から学长や副学长が集まった。日本と中国からほぼ同じ数の大学が参加した。庆応大学の安西総长とともに私が日本侧の呼びかけ人となり、中国侧は復旦大学の王学长と北京大学の许学长が呼びかけ人となって、この日中大学长会议の第1回学术フォーラムの开催となった。
12月8日は10时に関西国际空港を出発した。早く出るとあとが楽で、着いてからが楽しい。上海には11时30分に着いた。夕方の上海兰生大酒店での歓迎会までに充分时间があるので、その时间を利用して、復旦大学の学生寮と留学生寮を见学することにした。これらの寮は専用の敷地に塀と门で区切られて建てられているが、门の前に商店街があり、たくさんの店を学生が経営している。果物屋から本屋、コピー屋までたくさんの店が賑わっている。
一般学生の寮は7阶建てで、建物が并んで大団地を形成している。自治寮の试みも実行されている。年1400元の部屋代で电気代は别に払う。2人部屋4つが単位になっていて、共通のスペースにシャワーなどがある。実际に使っている学生に部屋を见せてもらったが、パソコンをネットに接続して学习をしていて快适そうな部屋だった。
この団地の中にある広大な食堂は1阶が大学経営、2阶は民间経営、その他にイスラーム用食堂などもある。だいたい5元くらいで定食が食べられる。访ねたときは休憩时间だったので実物がなかったが、メニューの写真で见ると豊富な料理あり、ボリュームがあって実に美味しそうである。一部は22时顷まで利用可能だという。
大きな体育馆が賑わっている。これも寮と同じ敷地の中にある。その他、础罢惭などの施设も点在している。
外国人寮は24阶建てで800室くらいある。1日の部屋代が90元程度の个室である。国内の学生向けの寮より高いがホテルのシングルルームのような作りで、ゆったりと生活できる设计である。东京大学から来た学生の部屋を见せてもらったが、快适そうである。
别の部屋に个人が契约できるキッチンスペースがある。洗濯屋の部屋がある。访问してきた両亲が泊まれるツインの部屋もあり、1日が100元くらいだという。あちこちに学生たちが集まるスペースもあって、楽しそうに话している。コンビニもある。「便利」と看板にあるからすぐわかる。
日本に留学した経験を持つ学生に闻くと、部屋代が高く、安定供给されていないこと、食堂で定食の量が少なくてお腹がすいて困ったという。つまり食费など生活费が高くてたいへんだったという。
9日、学术フォーラムでは多くの有益な议论があった。私は最初に基调讲演をさせてもらった。分科会の议论では、さまざまの话题が出たが、私の発言の中で、とくに报告しておきたいのは、近现代史の研究を大学が共同で行い、情报を共有しながら学生に研究成果を伝えていくのが大学の役割であるという主张である。その近现代史も长い日中の交流の中で位置づけながら见ることが必要だということを话した。
例えば南京という地名は、日本语の中で中国の象徴としてたいへん多く使われている。南京はカボチャのことを指し、南京豆、南京袋などと言い、虫にまで南京虫というのがある。中国から伝わったたくさんのものに南京という名が付いている。そんな南京の地で侵略戦争を仕掛けた歴史を、大学が协力して研究し、情报を共有しながら若者に伝えることが重要であると述べた。南京大学も参加している。
この第1回学术フォーラムを、さらに定期的に続けることで、参加した27大学の合意がなされ、共同宣言を採択して日程を终わった。
帰りは10日の日曜日、12时30分に上海発で15时30分、関西国际空港に着くという、会议だけの日程であったが、早く出て帰ると、これもあとが楽である。
?学生寮の前の商店街
http://www.kyoto-u.ac.jp/m_magazine/back_n/images/vol6_01.jpg
?24阶建ての留学生寮
http://www.kyoto-u.ac.jp/m_magazine/back_n/images/vol6_02.jpg
?学生食堂
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?学生寮
http://www.kyoto-u.ac.jp/m_magazine/back_n/images/vol6_04.jpg
(2)和歌山県田辺市での防灾讲演とフィールド科学教育研究センター和歌山研究林
12月20日、京都大学と田辺市との連携の一貫として、防災講演会で私が話すことになった。17時に田辺市役所の真砂田辺市長の部屋でまず話した。市役所に着いたのは、ちょうど田辺湾に夕日が沈むところで、澄んだ空から海面に接する真っ赤な夕日に、しばらく見とれていた。こんな夕日は長い間見ていない。
防灾讲演会は、まだ新しい和歌山県立情报交流センター「叠颈驳-鲍」で开催された。19时から21时前までの讲演会であった。「地震を知って震灾に备える」という题での讲演をたくさんの市民が、市长さんと一绪に热心に闻いていた。
翌12月21日、京都大学フィールド科学教育研究センターの森林ステーションの一つである和歌山研究林を访问した。田辺から研究林までの道筋を今回はご绍介したい。
田辺市のホテルの窓から朝日に照らされて浮かぶ白い船を见て、やがて2030年から2040年顷にやってくると予想される南海地震の大津波のことを考えながら出発の準备をした。窓から见た海の左手の方に、フィールド科学教育研究センターの白浜の研究施设があるはずである。
8时半に出て、9时10分には南部のインターチェンジから高速道路に乗った。ミカンがまだ木に残っている。3年前に买った公用车のカーナビにない高速道路を走って、日高川を通过し、9时35分に有田のインターチェンジを出た。有田川に沿って东に向かう。この川も2级河川である。ハッサクの実が落ちて车道にまで転がっている。昔ながらの商店に、狸の罠、猪の罠、目白の饵などと书いてあるので、帰りに立ち寄ることにした。明恵の道の駅を覗くと、ユズや「おちず柿」などという兴味深いものをいろいろ売っている。
粟生の集落をぬける顷からミカンの木が见えなくなる。ミカンは海の风で美味しくなるのだという。
10时25分、二川(ふたかわ)のダムがある。この10キロ奥に清水温泉があると书いてある。ダムの上流侧の流水と砂利の川原が见えてきて、さらに480号线を行くと、叁田トンネルがあり、トンネルを抜けると清水の集落がある。10时35分、そこから右折して10号线に入る。
「行けども行けども、有田町ですね」
ホタル王国という看板もある。川原には荻と见られる植物の群が枯れている。10时40分、一段と狭い道になる。所々に塩化カルシウムの袋が置いてある。岩肌むき出しのトンネルがあって、10时55分、护摩坛山へ行く道と分かれて、京都大学の看板のあるがたがたの地道に入った。11时5分に研究林の事务所に着いた。
さっそく新しい箩-笔辞诲の建物の2阶に上がって、研究林长の徳地直子先生の説明を闻いた。
「ここは和歌山のチベットと呼ばれています」
「途中のトンネルの大きさで、この箩-笔辞诲のサイズが决まりました」
現地に来ないとなかなか実感できないような話をたっぷり聞くことができて嬉しかった。
徳地先生の専門は水である。
「施业すると水がどのように変わるかを知ることも大きな目的の一つです」
「皆さんは今、森に木を求めるよりも环境を求めています」
それにどう応えるかを考えるために、実測のデータを分析するのだという。
この和歌山研究林は、1926年から99年の契约で始まった研究林である。人工林の教育研究の场として、昭和の初期には树木の疎な所へ、スギやヒノキの树下植栽が行われた。
センター长の田中先生、教授の竹内先生、事务长の山田さんたちも京都から来て私たちの见学に参加してくださった。教员は、林长の徳地先生、助手の坂野上先生、职员は技术班长の长谷川さん、技术主任の上西さんたち、たくさんの方々が见学と恳谈に参加してくださった。
间伐の予定地などを视察し、予定より大幅に遅れて15时过ぎ、はや暗くなり始めた谷间をあとに、京都へ向かった。今、箩-笔辞诲など、さまざまの用途を想定して研究林の间伐材を利用する计画を考えている。皆さんもぜひ间伐材を利用する道を考え、実行してみていただきたいと愿っている。
?真砂(まなご)田辺市长と间伐材の椅子
http://www.kyoto-u.ac.jp/m_magazine/back_n/images/vol6_05.jpg
?研究林事务所の箩?笔辞诲内と窓から见た清流
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http://www.kyoto-u.ac.jp/m_magazine/back_n/images/vol6_07.jpg
?研究林の视察
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http://www.kyoto-u.ac.jp/m_magazine/back_n/images/vol6_09.jpg
http://www.kyoto-u.ac.jp/m_magazine/back_n/images/vol6_10.jpg
http://www.kyoto-u.ac.jp/m_magazine/back_n/images/vol6_11.jpg
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?ヒノキとスギの丸太 壁纸にどうですか?
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http://www.kyoto-u.ac.jp/m_magazine/back_n/images/vol6_14.jpg
?研究林にて
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◆おすすめサイト◆
○写真で见る京都大学 季节の写真 秋
http://www.kyoto-u.ac.jp/uni_int/01_photo/kisestu_1.htm
京都大学写真部が撮影した今年の紅葉の写真です。
◆入试
○平成19年度の学生募集要项を発表
平成19年度の学生募集要项を発表しました。
前期日程试験は平成19年2月25日(日)?26日(月)?27日(火)、后期日程试験は平成19年3月12日(月)です。
出愿书类は邮送に限り、受理期间は、平成19年1月29日(月)?2月6日(火)午后5时必着です。各学部の出愿状况について、テレフォンサービス及び本学ホームページによる情报提供を行います。
平成19年度京都大学学生募集要项の概要(抜粋)
http://www.kyoto-u.ac.jp/GAD/topic/data06/tpc061208_2/tpc061208_2.htm
◆トピックス◆
○时计台に研究所?研究センター広报ディスプレイを设置
時計台記念館1階ホワイエにて、研究所?研究センター広報ディスプレイの除幕式が執り行われました。式典には小西 ゆかり 松下電器産業株式会社理事、尾池 和夫 総長、松本 紘 副学長、木谷 雅人 副学長、各研究所長、各研究センター長が列席し、盛会のうちに終了しました。本ディスプレイは松下電器産業株式会社より寄贈いただいたものです。
(写真)
http://www.kyoto-u.ac.jp/GAD/topic/data06/tpc061211_1/tpc061211_1.htm
○京都大学清风荘の登録有形文化财(建造物)への登録について
平成18年12月8日の文化审议会の答申をもって、京都大学所有の清风荘が登録有形文化财(建造物)として登録されることになりました。清风荘は、昭和26年6月9日に名胜庭园として指定され、建物についても庭园の重要な构成要素とされていましたが、今回の国登録によって高い価値が认められることになりました。
(清风荘について)
http://www.kyoto-u.ac.jp/GAD/topic/data06/tpc061208_1/tpc061208_1.htm
(写真)
http://www.kyoto-u.ac.jp/uni_int/01_photo/seihuso.htm
○事务改善提案コンクールの表彰式を実施
http://www.kyoto-u.ac.jp/cgi_build/back_number/2006.htm#200612051609246823
○名誉教授恳谈会を开催
http://www.kyoto-u.ac.jp/cgi_build/back_number/2006.htm#200612051728324617
○助成金等採択结果
?科学技术振兴机构の「戦略的创造研究推进事业 滨颁翱搁笔型研究」における平成18年度研究领域及び研究総括(1件)
http://www.kyoto-u.ac.jp/cgi_build/back_number/2006.htm#200612011340225431
◆ニュースリリース◆
○音のくる方向を正确に知るための神経のしくみ:音源の位置を特定する神経细胞では兴奋の始まる场所が音の周波数に応じて最适化されている。
http://www.kyoto-u.ac.jp/notice/05_news/documents/061130_1.htm
◆イベントのお知らせ◆
○「知識社会基盤構築のためのサイエンスライティング講座 II」@京大吉田キャンパス 2006
http://www.kyoto-u.ac.jp/notice/05_event/2006/061027_1.htm
&驳迟;&驳迟;その他のイベント情报はこちらをご覧ください。
http://www.kyoto-u.ac.jp/notice/05_event/event.htm
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★このメールは送信専用メールアドレスから配信されています。
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★配信停止
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□编集?発行
京都大学 秘书?広报室 办蝉别苍蝉521蔼尘补颈濒.补诲尘.办测辞迟辞-耻.补肠.箩辫
〒606?8501
京都市左京区吉田本町 电话 075?753?2072
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京都大学メールマガジン Vol.5
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目次:
◆バンコクとアユタヤの旅 尾池和夫
◆同窓会
◆おすすめサイト
◆トピックス
◆ニュースリリース
◆イベントのお知らせ
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◆バンコクとアユタヤの旅 尾池和夫
2006年11月6日から4日间、タイのバンコクで东アジア地震学国际学会があり、基调讲演に招待されて参加した。久しぶりに専门の分野の人たちと会えるのもうれしかった。
学会の内容の話は、またどこかに書くことにして、最後の日に少し時間を工面してバンコクから北へ小旅行を試みたので、そのことを報告したい。
今年はとくにチャオプラヤ川に沿って雨期の洪水がひどく、バンコクの郊外からアユタヤにかけて水浸しの状況が続いているという話を聞いて、その状況をこの機会に見ておきたいと思ったからである。立場上、洪水の地域を見に行ったりするのは、もしかしたらまずいかなとも思ったが、こういう場合、やはり地球物理学者としての関心の方が、優先するのは仕方がないことである。
アユタヤへ行くには、チャオプラヤ川を船でのぼっていくのもよいし、高速道路でいくのもよい。船で行くには朝7时前に出発しないといけない上に、2时间も乗っていていやになっても途中で降りる机会もなさそうである。私たちは后者を选んだ。その他に鉄道もある。
ホテルを10时に出発して车はひたすら北へ走る。高速道路の料金は90バーツである。利用者が多く、最近値下げになったそうだ。両侧にバナナやマンゴーの木がたくさんある。マンゴーの実は年中あるが、とくに4月にはたくさん実がぶらさがる。
バンコクの郊外の高层マンションがレンタルで月1万円くらいだという。日本人の公司人も出入りが多いのでレンタルが多い。高级住宅も多く、いずれも大きな家に広い庭がついている。高速道路で30分くらい走ると东芝などの工场があり、広大な林があり、ヤシの実がふさふさとなっている。今年の雨期はとくに大雨があった。今はその雨期が终ったところで、水田は水びたしになっているし、水につかっている家も多い。タイの人たちが仏に供える莲の花もあちこちに咲いているが、その池と田畑の区别がつかない。
水没したバナナの木や砂糖キビは枯れかけている。もう2か月も水につかったままだという。この地域一帯に高床式にした家が多いから、ここではたびたび水につかるのかもしれない。だからこそ豊かな土地になって米がたくさん採れるのだろう。
10时40分に高速道路が终って、车窓は焼畑や水没した田畑に近くなる。莲も一年中咲いているし、米もいつでもとれる。ピンクの莲の花が大きい。
まもなくチャオプラヤ川に接近して走る道になった。水でひたひたになった大地に道をつけた感じで走っている。民家は床を高くしてあるが、幼稚园の庭は水びたしで、水の中にブランコやすべり台がある。道路脇のバス停の小屋も高床である。
バンパインに10时55分に着いた。ここには王様の别荘がある。宫殿は公开されているので入ってみると、広い庭园の长い道の両侧にはマンゴーの木が并んで花をつけている。ずいぶん多くの种类のマンゴーがある。离宫を一时间ほど见学して山田长政の遗跡へ立ちよってアユタヤに向った。
アユタヤ王朝は1351年に始まり、现在のタイの中部を中心に展开したタイ族による王朝であった。1767年にアユタヤ王朝が灭亡したとき、アユタヤの町はビルマ军に彻底的に破壊された。そのためビルマ退却の后、新たに王となったタークシンは、アユタヤ再兴をあきらめトンブリーへと迁都した。
アユタヤは、东西约7キロ、南北约4キロの、四方を川に囲まれた岛の町である。都としてのアユタヤは、この水を利用して、中国、ペルシャ、ヨーロッパとも交易し、一度は东南アジア最大の都市へと発展した。17世纪には日本との御朱印船贸易によって、1500人の日本人町が形成され、山田长政が佣兵队长として名を残した。
この地域のほとんどは平らな湿地帯、チャオプラヤ?デルタである。米の生产に适した地域で、米の生产と运搬のための运河がたくさん建设されている。アユタヤの生产物のほとんどが米であると言える。
ワット?プラ?スィ?サンペットには、苔むしたセイロン様式の仏塔が并んでいる。このアユタヤ最大规模の寺院も世界遗产である。寺院の中を歩いた。レンガが壊れて塔は倾いている。修復はしていない。折れそうな柱の根元だけはセメントで补强してある。
昼食はホテルを敬遠して、ウトン通りの河畔にある、KHUM KRUNG SRIというレストランに入った。中国系の人の経営だと見た。メニューをじっくりと見て、豆腐のスープとブタ肉の入った焼きそば、海老の焼飯をたのんだ。ここでは焼きそばは主にビーフンや春雨を使うようだ。出てきた料理は最高においしかったので、やはり食べ過ぎとなった。
昼食后、さらに観光を続けた。巨大な野外の寝釈迦である。衣をまとっている。ワット?ロカヤ?スタという。大草原に悠然と横たわる高さ约5メートル、全长28メートルの白い巨大な寝釈迦仏である。穏やかな表情と人间味あふれる姿で寝ている。
次は、ワット?プラ?マハタートである。谜に包まれた13世纪の名残りだという。木の根に取り込まれた仏头が知られている。廃墟となった寺院の跡に、头のない仏像达がずらっと并んでいる。
町の中に観光客を乗せる象がたくさんいる。人力车もある。
アユタヤの街の北东にある狭い露地の市场に入ってみた。市场を北に抜けると川畔に出た。人々が壊れかけたような粗末な椅子とテーブルを屋外に置いて団らんしている。挨拶して椅子の后ろをすり抜けて板の割れそうな小さな桥に上がってみた。半分水没した民家の庭先に长い物が动いているので近づいてみたら、1メートル50センチほどの长さのワニがのしのしと歩いていた。その家の饲い犬が出てきたが、小さく「わん」と吠えただけで无视していた。驯れているのだろう。
屋台で売っている「バービン」というココナツを材料にした焼き菓子を食べた。マンゴーも剥いてもらって食べた。両方とも実においしい。
15時半をすぎて、学校が終ったとみえて町中に子供たちがあふれる。大学生もいる。皆はミニバスに鈴なりになって帰っていく。両親で働いている家庭が多いから、小学生も自分で帰る。子供たちは屋台でおやつを買って食べている。迎えにきている親もいる。女子大生はみなスマートで荷物を持っていない。道ばたの屋台で鶏の丸焼きを売っている。
アユタヤの町は川が周囲をとりまいている。道ギリギリの水位に囲まれた町を后にして、15时40分、バンコクへと向かった。新しく开设されたばかりの空港から夜中の飞行机で帰国する日程である。
昔から、调査で旅行するたびにその旅の记録を书いた。それは后でさまざまのときに役だった。见たもの闻いたことを何でも书いておくという习惯が残った。今回の旅行は、久しぶりにその习惯をよみがえらせる旅行となった。
◆同窓会◆
京都大学同窓会の設立について 理事?副学長 木谷雅人
11月3日、さわやかな秋晴れの中、时计台记念馆において约250名の同窓生?教职员の参加を得て「京都大学同窓会设立総会」が开催され、京都大学の全学的な同窓会组织が正式に発足しました。同时に、第一回のホームカミングデーとしてキャンパス见学会も実施されました。ここに至るまで多くの関係の方々のご协力を赐りましたことに御礼申し上げるとともに、ご参加いただいた皆様に深く感谢いたします。
国立大学の法人化后、各大学はそれぞれの个性と特色をより明确にし、その活动に対する国民の理解を得るよう努力することが强く求められていますが、同窓会の设立は京都大学のアイデンティティを再确认し、それを広めていく中核として大きな意义を持っていると思います。
大学としても、同窓生の皆様に対する大学の现状等に関する情报の提供等に一层努め、コミュニケーションの充実を図っていきたいと考えています。
この机会に京都大学同窓会のホームページを立ち上げました。ぜひご覧いただきたいと思います。
最近各地域においても、学部等の枠を超えた地域同窓会设立の动きが出てきていますが、京都大学同窓会としては、皆様のご意见を踏まえながら、各同窓会の活动や新たな同窓会の设立への支援をはじめ、今后様々な活动の充実に努めてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお愿いいたします。
【问い合わせ先】
〒606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学百周年時計台記念館内
京都大学同窓会事務局
TEL 075-753-2225/2232、FAX 075-753-2286
alumni@www.adm.kyoto-u.ac.jp
○京都大学同窓会设立?ホームカミングデイを开催
○京都大学ボート部创部100周年、医学部ボート部创部50周年记念行事
◆おすすめサイト◆
○学歌
2004年の京大合唱団OBによる合唱と、朝比奈隆氏の指揮による京大交響楽団?合唱団の演奏による蓄音機用レコードの音声を聞くことができます。
○ホームページの新规コーナー
?[京都大学との契約について] 京都大学における発注?検収
◆トピックス◆
○第48回京都大学11月祭を开催
○第3回京都大学?东京フォーラムを开催
○京都市立第四锦林小学校4年生の皆さんからプレゼントを顶きました
○化学研究所 創立80周年記念行事
○ハロウィン!仮装した学生さん4人が、构内を回りました
○“留学のススメ”を开催
?KUINEP学生による協定校紹介 Part1 スイス?ローザンヌ大学
?特別編 国立シンガポール大学への留学説明会
○助成金等採択结果
?産業技術研究助成事業(3件)
?社会技術研究開発事業(1件)
◆ニュースリリース◆
○见えない暴力?「精神的いじめ」の実态调査について
○「ホワイトナイル」の贩売実绩とエンマー小麦の収穫状况について
○「生きた细胞の核から自由自在に染色体を取り除く」?再プログラム化と染色体除去技术による体细胞の干细胞化?
○「緑のかおりで害虫の天敌を诱引」?植物の改変により病害虫に対する抵抗力を上げる试み?
◆イベントのお知らせ◆
○企画展
?総合博物館平成18年秋季企画展
「湯川秀樹?朝永振一郎生誕百年記念展?素粒子の世界を拓く?」
?大学文書館 「一中?三高?京大 ?二人が学んだ学校?」
?京大サロン 「汤川秀树?朝永振一郎生诞百年企画展「二人を取り巻く人々」」
○京都大学未来フォーラム(第26回) 「現代を生きる狂言」
○玉城嘉十郎教授记念公开学术讲演会(第45回)地球惑星科学の华:极域の科学
○第4回こころの未来セミナー 『前头连合野における情报の表象と処理』
○公开讲演会 『地球の気候の移り変わり』のご案内
○第5回こころの未来セミナー 『発达脳の可塑性とそのメカニズム』
○「知識社会基盤構築のためのサイエンスライティング講座 II」@京大吉田キャンパス 2006
○第74回公开研究会 京都大学の考えるこれからの情报教育
&驳迟;&驳迟;その他のイベント情报はこちらをご覧ください。
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京都大学 秘书?広报室
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